「おはようございます!」
「おう。裏山に箱罠仕掛けてっから、
クマ気ぃ付けれよー!」
「はい。ありがとうございます。」
水田で作業をしていた
近所の農家さんが言っていた。
冬眠から目覚めたヒグマが
この辺り一帯の山で
春から活発に活動している。
自宅周りでも
海側を除いた三方の
100m〜500m圏内で
何度か目撃されており
我が家も含め
数件の民家が点在する地域なので
箱罠を仕掛けたらしい。
まあいつもの事だが
流石に近くに出ていると感じると
緊張感が増して来る。
遅くに帰宅する時や
夜間の外出時には
必ず熊除けの鈴を持参し
車の乗降の際に鳴らしている。
農地以外の草むらは
1m超の大蕗や
2m超に伸びたオオイタドリ
さらにそれを超え
カリフラワーの様な花を咲かせる
巨大なエゾニュウも増えて来た。
もはや草むらと言うより
雑草の密林地帯と化している。
これだけ大型の植物が
鬱蒼と生い茂ると
背後にヒグマが潜んで居ても
恐らく気付かないだろう。
これから夏にかけて
遠出する日が多くなり
帰宅が遅くなるので
車の乗降時
自宅横の草むらには
細心の注意を払っている。
「公立の学校説明会の日程出てたよ。
◯高と◯高どっち行きたい?」
「行けるなら両方!」
「OK♪多かったら抽選になるかも。
ポン助は夏休み中だから大丈夫だけど、
平日だから、お母さん有給取るね〜♪」
「了解。お願いします!」
夏休みの予定が固まって来た。
オープンスクールや
学校説明会等の予約も
順調に済ませている。
近隣の高校の説明会は
先日全て終了したが
ポン助が視野に入れている
学区外の超狭き門
都市部の進学校には
これから夏休みにかけて
本格的に動き出す。
併願候補の私立や国立は
昨年までに全て説明会は済ませたが
公立は中3のみ参加可の所ばかりで
早めに行きたかったが無理だった。
そのため今年は
説明会などに
なるべく足を運びたいと思っている。
いよいよ来週は
最後の中体連だ。
その結果次第で
夏の計画が大きく変わるので
ポン助と一緒に
何種類かの計画パターンを作り
その都度1番最適な物を選択して
学習を進めて行く予定だ。
まずは目の前の大会と
その後直ぐの期末テストに
全力で向かって行こう。