塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・ブレない

「あ〜楽しかった〜!皆と同じ高校なら

こんな感じなのかな〜って、イメージして

満喫出来たよ♪」

「そっか。良かったね〜」

 

小学校時代から

学校見学会やオープンスクールは

何度も経験があるポン助。

中学入学後から

受験候補の高校にも

全て足を運んで

自分の目でしっかり見て来た。

 

今回は個人的にでは無く

学校行事として

自宅から一番近い高校の

学校見学会に参加した。

 

ただ

『近い』と言ってもそれは

北海道民の感覚である。

 

徒歩圏では無く

軽く数十km離れており

JRもとっくの昔に廃線

バス通学しか選択肢は無いが

地元の仲間達が

沢山通うであろう高校。

 

町を出ずに

自宅から通う事を

最優先とするならば

町からバス通学定期代が

半額補助になる特典付きの為

確実に選択する事になる

学区内の高校だ。

 

因みに

難関大学などを視野に

さらなる高みを目指して

ハイレベルな都会の高校に進学し

親元を離れて寮や下宿で

町を出て頑張る子には

諸先輩達の話を聞く限り

何の補助も無い。

 

広い視野を持ち

都会で通用するレベルまで

学力を上げたり

得意なスポーツを極めて

強豪校に進学する様な子供達の方が

親の負担は倍以上なのだが

都会の高校に進学する子には

地元の子と同額の定期代の補助すら無く

本当に1円も出ない(笑)

 

ポン助も

学区内の高校に通う先輩から

定期代半額補助の話を聞き

都会に出た先輩には

何の恩恵も無い話を聞いて

 

「へー···皆平等じゃないんだ。

だったら恩返しとか地域貢献とか一切

考えなくて良いよね。」

と言っていた。

 

それでいて大学卒業時期になると

「あの子は何処に就職するんだ?」

「あの子は何の資格を取得したんだ?」

等の詮索が始まり

地元の“お偉いさん達”が

好条件な子の親や身内に根回しして

地元に戻り就職する様に仕向けたりする。

 

別に町から手厚い補助を受けて

都会に進学した訳でも無いのに

将来地元に戻り

町の発展に貢献しろと言われても

子供達はそんな気になる筈も無い。

 

ポン助にも

地元には一切拘らずに

自由にやりなさいと言ってあるし

本人もそのつもりだ。

 

夢を目指す場所も

夢を叶える場所も

夢を叶えた先の居場所も

全て自分で選択して決める。

誰かの意見や圧力には

絶対にブレない。

 

明るく楽しく飄々と

鼻歌で進んで行く。

たまに躓いて転んでも

転んだ自分に爆笑しながら

また鼻歌で歩き出す。

常に前を見て上を見て進んで行く。

 

意思の強さだけは絶対に負けない。

 

 

「皆が行く地元の高校に行ってみて

凄く楽しかったし、いいなって思ったけど

改めて思った。やっぱり都会に出るよ。」

「OK。頑張れ!」

「あ、結局学テAは学年3位だった〜」

「あはは、残念。でも同じ高校の学区外枠

争う訳じゃ無いんだし、良いんじゃない?

ま、この難易度で8割超えてるんなら

上出来でしょ?平均点低いみたいだし。」

「くっそー!次はもっと取るぞー!!」

「あはは。頑張れ〜♪」

 

やはり

入試本番を想定した学力テストAは

いつもの定期テストよりも皆

50点〜100点くらいは

下がる傾向にあるみたいだ。

勿論ポン助もその1人で

50点くらいは低めに出ていた。

しかし

直近の塾模試2連戦よりは

得点は高めだったので

後から配布される

得点通知表の偏差値(SS)を

チェックしておこう。

 

すでに次のテストに向けて

『まだ仕上がっていない科目』を

仕上げにかかっているポン助。

 

どこまで上げて行けるかな?

母は丸付け準備万端で

3連休過ごしますか〜♪