「連休多いとさ、やりたい勉強に
集中出来るから良いね♪」
「そうだね。頑張って〜」
「PCの調子どう?」
「とりあえず何とか戻ったかも。」
自宅用PCの調子が悪く
暫く色々と確認作業に追われていた。
内蔵ドライブや
外付け大容量保存機器等
動作確認やインストールのし直し
再設定に明け暮れ
主人は出張の為頼れず
本業でも朝からPC操作
帰宅後は自宅用PC操作
暫くPCと格闘する日々となっていたが
ようやく開放された。
自宅用PCは古いので
そろそろ買い替えを検討せねばならない。
私が自宅の電子機器と格闘している間
ポン助は相変わらずの通常運転。
電子機器いじりも大好きなので
最初は一緒にやりたそうにしていたが
やはり勉強時間を優先。
英検2級にも挑戦したが
手応えは微妙との事。
今春から2級以上に追加された
ライティングの要約問題
英語長文を指定された語数の範囲内で
英語でまとめる問題が難しかったらしい。
この問題は恐らく
難解な文法知識は皆無だが
単語暗記力を強化し
リスニングやスピーキングで高得点を出し
その合計点で合格基準を突破する
“ラッキー合格”狙いの
低年齢層受検者を足止めする出題だろう。
既存のライティング問題は
解答の『型』を捉えて暗記し
そのパターンを数種類マスターし
書き慣れたら
例え小学生でも
ある程度高得点が狙えた。
しかしそれに加えて追加された
ライティング2問目の要約問題は
超長文を読み切り
その内容を理解し
短い文章にまとめる作業。
例えるなら長い物語を読んで
そのあらすじを簡潔にまとめて
規定字数内で説明する問題だ。
日本語の語彙力や読解力も必要とされ
英検2級は高校レベルの為
高校レベルの国語力も必須となり
しかもそれを全て英語で表現しなければ
合格点には届かない。
英語早期教育で
幼い頃から教室通いで鍛えた
英語キッズ達も
国語力を同時進行で
高校レベルまで備えている子は
そうは居ないだろう。
これが
今春から英検上位級が
低年齢層では受かりにくくなり
難化したと言われる理由かも知れない。
新年度になってから
準2級に合格したポン助の場合…
何度か落ちたので(笑)
既存のライティング問題は
『型』をマスターし書き慣れていた。
新年度の準2級は
Eメール問題が追加されたが
これも
高校入試のハイレベル系問題集で
よく見るパターンだったらしく
普通に解けたとの事。
たまたま問題との相性が
良かったのかも知れないが
本格的に英語を始めたのが
中学生になってからのポン助でも
学校の勉強と両立しながら
市販の問題集をメインに
準2級まで取得出来ているので
全く不可能と言う事は無いだろう。
何度か落ちなければ
早々に2級まで取得出来たかもと
思われるのだが(笑)
ま
凡人の極みの両親の子なので
1度も躓かないなんて事はありえない。
躓いてなんぼ
転んでなんぼ
その度に「次こそは」と立ち上がる。
躓かない様に
転ばない様に
戦略を練りまた挑む。
そしてその繰り返しが『経験値』となり
成功した時の『軌跡』となる。
『落ちたらやる気を失くすから』
『周りに落ちたと知られたら恥ずかしいから』
『落ちたら親の顔に泥を塗る事になるから』
と言い
失敗させないように
親が子供の挑戦を認めず
完璧に合格する自信が付くまで
受検を禁止したりするのは
子供の『失敗から立ち上がる力』を
育むチャンスを奪ってしまうだろう。
全力で挑むなら
失敗してもいい。
落ちたっていい。
そんな事で見捨てたりはしない。
その感情に寄り添い
そこからどうするかを問い
励まし見守るのが
親の役目なのではないかと思い
我が家はずっとそうしている。
『失敗しない子』になんて
ならなくてもいい。
いつか
『失敗の数だけは
誰にも負けない』と
成功した時に笑える人になれたら
きっと
全ての失敗が
ここに繋がる『道』となり
輝くのではないかと信じている。
「これから自宅受験やりま〜す♪」
「OK〜。頑張ってね!」
タイマーセットして
オンライン塾の
自宅用テストをやっていたポン助。
さてと
私はのんびり
夏物でも片付けるとしますか〜♪