塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・第4回道コン終了

「寒っ寒っ寒ーっ!!」

 

道コン会場から数分の

少し離れたコンビニで

ポン助と待ち合わせをしていた。

 

本日は

夜明けと共に出発し

路面凍結に注意しながら峠を越え

初冬の北海道を駆け抜けた。

 

今回の道コン会場は

以前から数検などで何度も来た事があり

周辺の地図も頭に入っていた。

 

雪がちらちらと降り始めた頃

鼻先を赤くして

震えながら車に乗り込むポン助。

日中見た市街地の温度計は

気温1度だった。

もうすぐマイナスになるのだろう。

 

「昼軽かったから腹減ったー!」

「でも、あと3時間以内に帰らないと

ヤバい雪雲に呑まれるよ!!」

「じゃあマックのドライブスルーで!」

「OK〜!」

 

都会から帰路に着く。

朝のルートの国道は混雑して来たので

帰りはアスファルトの道が出ている

走りやすい峠越えで脱出。

 

ポン助は車内でバーガーを頬張り

食べ終わると一通り手応え等を話し

地元の同級生にも会場で会ったと

嬉しそうに話していた。

そして

好きな歌を全力で熱唱し

迫り来る分厚い雪雲の流れを

アプリのレーダーで見ながら

私に走行ルートを提案する。

 

「北の海岸からもう雪雲の中に入った。

南も雪雲に入ったかも。まだ薄い雲は西。

真っ直ぐ西に抜けよう。高速じゃなくても

その下道でも何とか間に合いそうだよ。」

「OK!そしたら最短の南の峠は止めて

西の峠越えで町に抜けてから南下して帰るよ。

町で燃料入れて食糧仕入れる時間あるかな?」

「30分以内なら間に合うかも。」

「了解♪飛ばすよ〜!」

「鹿に気を付けて!」

 

日没が早く

あっという間に真っ暗になり

エゾ鹿やキタキツネ等の野生動物の

飛び出しに何度もヒヤリとしながら

軽快に駆け抜けた。

そして

町で用事を済ませて

自宅に到着する頃

本格的に雪が降り始めた。

 

私は都会でポン助待ちの間に

大型書店で過ごし

頼まれていた

『英数のちょいムズ系仕上げ用問題集』

をあれこれ吟味していた。

 

『塾技』を早くに仕上げており

その後購入したシリーズも

色々やって来たが

基礎の確認等にページを割いている物が

かなり沢山あるので

実際の問題数は少なく直ぐに終わるとの事。

基礎の上位互換の様な

最新の問題集をと言われて

解答解説の詳しい2冊を購入。

 

怒涛の過去問ラッシュの前に

難問対応力と処理速度を上げたいらしい。

時期的にも

市販の問題集を購入するのは

そろそろ最後になるだろう。

 

帰宅後は

自己採点や解き直しをしてから

公立高校入試の

古い年度の過去問をやっていた。

 

平日は問題集

週末は過去問などと

大まかに振り分けてやるらしい。

 

過去問は大量にやりたいからと

時短の為に丸付けを頼まれて

私は久々に赤ペンを走らせていた。

 

週明けはいよいよ

ポン助の三者面談がある。

 

どうなる事やら…

 

 

全て本人に任せようっと♪