塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

トラウマとの決別

本日も往復約5時間超の道程を

農道裏道爆走で

田舎の親子が駆け抜けた。


ポン助の数学検定4級の

受験日だったので

朝から出発し

午後からの検定開始時間に

余裕を持って到着。


駐車場から会場まで

ポン助を送り

私は会場の敷地内の有料駐車場で待機。

持参した本を数冊読破した。

大都市札幌市内だが

数時間の利用で

500円程度と破格値の駐車場だった。


検定を終えて

ポン助が車に乗り込むと同時に出発。

近くの店舗で

ハンバーガーセットをテイクアウトして

何処にも寄らず

明るいうちに帰路に着いた。


帰りの車内で

あれこれと話したが

数検の手応えは

それなりにあったとの事。


ただ

ポン助から提案があり

普段の学習で

もっと様々な授業を受講したいとの事。

中学受験の時の様に

進学塾のweb授業を

沢山受講したいと言って来た。


…そうか

演習量不足の要因は

ここにもあったのか。


中学受験の時には数年間

進学塾のwebスクール生で

1コマ約90分の授業に

毎週の復習テスト

毎月の公開学力テスト等

フル回転で大量のテキストを

1人でこなして来た。

更に受験算数の強化に

算数専門の個別指導塾の

映像授業を一括購入して

1年間見放題で

集中的に学習した。

そしてZ会中学受験講座を受講。


これらを全てこなして来たポン助。

中学受験の結果は残念だったが

唯一受験した志望校に

あとほんの2〜3問程度の点数が

足りなかった。

実力が無かったと言われれば

それまでだが

模試の判定も悪くは無かったし

過去問でも合格点は沢山取れていた。

その他受験しなかった

寮の無い道内の私立中学は

全て合格圏内だった。

当時の進学塾のweb担当者から

勿体無いから二次に間に合う

寮のある合格圏の男子校を受けたらと

アドバイスされた。

私もそうしたらと言ってみたが

ポン助は応じなかった。

私も無理矢理やらせる気も無く

我が家の中学受験は

そこで終了した。


地元の公立中学に行くと伝えると

勿体無いとまた言われて

本州も含めて

数校の候補を提案された。

本人の強い意志ですと言い断ると

担当者には呆れられた。

やはり塾の合格実績の欲しさも

顔の見えない電話だけのやり取りで

窺い知る事が出来たので

不合格を丁重に丁重に謝罪し

合格者数に貢献出来なかった事も

丁重に謝罪し

数年間の御礼を述べて

電話を切った。


ポン助のweb塾は

関西だったので

一度も校舎には行った事は無く

全てメールや電話でのやり取りだった。


何処か受かる所を受けさせろと

言わんばかりの誘導する様な話が

延々と続いただけで

私は早々に切りたかった。



何故なら

ポン助に対しての

励ましの言葉は何も無かったからだ。


塾は落ちた子に冷たい。


これが現実…



今度塾のweb授業を利用するなら

模試などで校舎にも行ける様な

北海道内にある進学塾にしたいなと

あの時の悲しさから

そう思っていた。


また同じ様な思いは

二度としたくは無いので

次はもっと

人としての温かみを感じる様な

身近に感じる様な

そんな進学塾を利用したいと思っている。


数検から帰宅後

私は

北海道最大手の進学塾の

ONLINE受講のお試しを申し込んだ。


即日体験授業が受講出来て

ポン助は大喜びで

全て受講していた。


「これやりた〜い!お願いします!」

「わかったよ。申し込んでおくね。」

「ありがとうございます♪やったー!」


通塾出来ずとも

小学校低学年の頃から

模試などでは何度も利用して来た。

近ければ絶対通わせたい

信頼出来る進学塾。


中学受験を決めた頃には

コロナ前だったので

オンライン対応しておらず

最近ようやく

ONLINEコースが開設された。


満を持して

私は

進学塾のONLINEコースに

申し込みの手続きをした。


ポン助にまた1つ

新たな学習ツールが加わった。





さあ…

これから

過去のトラウマを

跳ね返す勢いで

反撃の狼煙を上げようか。