ただひたすら頑張って来たが
あと一歩及ばず
息子、ポン助の中学受験が終わった。
受験した学校だけが
模試の合格ラインに
届いたり届かなかったり
最後まで五分五分の立ち位置だった。
他の安全圏の学校は
周りが何を言っても興味を持たず
2次試験に出願が間に合う学校も
本人の意思で受験せず
結果地元の公立中に行く事となった。
最初から
この田舎の果てから進学するには
寮のある学校しか選択肢が無く
駄目なら公立と決めていたので
勿体無い等と周りに言われても
親としては本人の意思が一番だった。
ポン助は
親が思っていた以上に
結果を冷静に受け止めて居た。
そしてとても晴れやかだった。
本当に全力でやり切ったのだろう。
まだ十二歳。
この経験は必ず強靭な力になる。
さあ今度は高校受験。
中学受験で山ほど空席が出来たから
北の最上位層の椅子を
また楽しく挑みながら獲りに行こう。