塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

プロローグ

ただひたすら頑張って来たが

あと一歩及ばず

息子、ポン助の中学受験が終わった。


受験した学校だけが

高判定を何度か出せても

模試の合格ラインに

届いたり届かなかったり

最後まで五分五分の立ち位置だった。

他の安全圏の学校は

周りが何を言っても興味を持たず

2次試験に出願が間に合う学校も

本人の意思で受験せず

結果地元の公立中に行く事となった。


最初から

この田舎の果てから進学するには

寮のある学校しか選択肢が無く

駄目なら公立と決めていたので

勿体無い等と周りに言われても

親としては本人の意思が一番だった。


ポン助は

親が思っていた以上に

結果を冷静に受け止めて居た。


そしてとても晴れやかだった。


本当に全力でやり切ったのだろう。



まだ十二歳。

この経験は必ず強靭な力になる。



さあ今度は高校受験。

中学受験で山ほど空席が出来たから

北の最上位層の椅子を

また楽しく挑みながら獲りに行こう。