塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

期末対策②1年1学期数学(&祭り)

数学の期末テストの学習は

学校ワークを1周して

2周目からは間違い直し。

ポン助の1番得意な科目で

最初から高得点狙いだ。

前回満点だったが

絶対に慢心や油断は禁物。

公立中学校のテストに

難問奇問は出ないので

あくまで基本に忠実に

教科書の問題や学校ワークをやる。

教科書は特に

練習問題や章末問題を

暗記するレベルまで解きまくる。


この時に

計算が得意な子が特に注意する点は

例え暗算で答えが出てしまっても

途中経過の記載をしっかり書いて

答えまで導く事。

いきなり答えを書くと

先生にもよるが

減点されたり✕にされたりする。

解答用紙に答えのみ記入する場合は

特に問題無いが

問題と解答欄が一体型の場合は

細心の注意が必要だ。


これは

スピード勝負の

中学受験算数を経験し

暗算で瞬殺出来る問題は

直ぐ答えを書いていたポン助が

公立中学で最初に受けた洗礼だった。

小テストで答えが合っていても

「途中の計算式とその過程も記載しなさい」

と言う指示が無いのに減点され

○がもらえない理不尽さに

先生に対する反抗モード突入になりかけた。

しかし

反抗しても何も良い事は無いので

それならポン助の脳内で展開される

超高速計算を

減点する所が無いくらいに

完璧に書き出してみようよと話した。

その方が先生の印象も良くなるし

わからない友達に教えてあげる時に

説明しやすいと思うよと

私がアドバイスすると

素直に聞き入れて実践していた。



学校で行った

単元小テストは

大量にコピーして

登校前などの隙間時間に

頭の体操がてら毎日やっている。


そして国語と同じく

市販の定期テスト対策ワーク。


しかしテスト範囲は

見開き数ページで終わるので

完全攻略シリーズとiワークも追加。

完全攻略中1数学


手持ちのiワークは

ポン助の教科書準拠の物を

全科目揃えてある。


とにかく数学は

解いて解いて解きまくり

アウトプット祭りで仕上げて行く。


全てのテスト問題が

「授業で解いた事がある」から

「家でやったことがある」まで。

そしてそこから進化するには

「何度も何度もやった」

「この例題は教科書○ページと言える」

「止まらずにすらすら解ける様になった」

「解き方のパターンを全て覚えた」

「応用問題が解ける様になった」

「わからない人がわかる様に説明出来た」

ここまで行けたら大丈夫だろう。


だからポン助はいつも友達に

「わからない問題あったらいつでも聞いてね〜」

と積極的に言って

質問が来ると

自分も確認しながら

友達にアウトプットしているのだろう。




とりあえず今日は

部活も早く終わり

クラスの男子半分以上のメンバーと

隣町のお祭りに繰り出したポン助。

私は集合場所まで送り

解散時間まで買い物巡り。



まだまだコロナ禍で

期末テスト前でもあり

賛否両論あるだろう。


しかし我が家の方針は

お祭りに行きたいのを我慢して

机に齧り付いても集中出来ずに

身にならない勉強をするより

今日は思いっきり楽しんで

メリハリつけて

明日からまた頑張る方が

ずっといいと思っている。



高校の無い町だから

あと2年半で皆

それぞれの進路に向けて

生まれてからずっと一緒の仲間達と

離れ離れになるだろう。



それまでの中学校生活

沢山の思い出を作って

この町を巣立って行って貰いたい。



日もすっかり暮れて

夜の部の人通りが増える頃

現地解散して

各自お迎えの車に乗り込んで帰宅。


友達同士でのお祭りは

初体験だったポン助。


「楽しかった〜!!」


満喫して大満足で帰宅。

私と主人に

お好み焼きのおみやげを買ってくれた。



寝るにはまだ早い時間帯に帰宅。

「さ〜眠くなるまでやるかぁ〜!!」

「疲れてるなら寝てもいいよ。」

「いやまだ眠くないよ〜ん♪」


アドレナリン全開の様子(笑)

そして机に向かい

テキストを開いた。



これが習慣になると

親はもう

「勉強しなさい!」

とは言わなくなる。

放っといても好きな様にやり出す。

後は遅くまで集中して

時間を忘れていたら

睡眠時間確保の為に

「そろそろ切り上げて寝る準備だよ〜」

などと声をかけて促す。

その前に睡魔が来たら

自ら寝る準備を始める。



今夜はどっちのパターンかな?

私は読書でもしながら

ポン助に付き合うとしますかぁ♪


楽しかったね。

お好み焼きありがとう。

美味しかった〜!