塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

自己管理

冬期は

部活を終えて帰宅すると

17:45分くらいになるポン助。

帰宅後は直ぐに机に向かい

18:30〜19:30の間に夕食。

勉強の切れ間に食べるので

その日によって若干の変動あり。

早く食べ終わる日もあれぱ

好物の日はお代わりして

ゆっくり食べる日もある。

基本的には

成長期男子なので

モリモリ食べるが

眠くなるので

動けない程満腹にはしない様に

意識しているらしい。

夜はいつも腹八分目。

朝ご飯はしっかり食べる派で

パンより米を好む。

パンはおやつ感覚なので

大好きなハンバーガー以外

主食にはならないポン助。

肉も好きだが魚も好き。

マグロのお刺し身や寿司には目が無いが

焼き魚の鮭やホッケ等も

たまにリクエストして来る。

 

小さな頃は

アレルギーが多く

豚肉もダメだったので

どちらかと言えば魚が多かった。

牛乳や乳製品もダメだったので

全て豆乳で代用した。

お菓子やアイスなど

おやつも全て手作りで

私は気が狂いそうだった。

いや

抜け毛が多くなったり

ストレスで

かなり狂っていた気がする(笑)

 

我が子の体質については

ひと通り勉強はしたが

とりあえず素人なので

人相が変わってしまう程の

全身が腫れ上がる膨疹や

それに伴う喘息発作

アナフィラキシーショックに怯え

アレルギー食材には

細心の注意を払いながら

乳幼児期は生活していた。

 

それでも完全には除去出来ず

何度も何度も救急外来の

お世話になった。

 

現在は甲殻類

果物の食べ過ぎに注意する程度で

とても楽になった。

蕁麻疹の前兆には

ポン助本人がもう

自分で早くに気付く程だ。

抗アレルギー薬は

まだ定期的に服用しているが

気管支喘息はかなり落ち着いている。

このまま成長して

巣立つ前に

しっかりと自己管理出来る様に

親子で勉強して行こう。

 

明日は一応終業式。

しかし

コロナ休校の影響で

週明けも2日間

登校しなければならない。

 

「今日は久々にムカついた〜!

でも皆庇ってくれてたから嬉しかった。」

 

笑いながら話すポン助。

今日も友達と楽しく話して居ると

嫌いな奴が

嫌味を言って絡んで来たとの事。

直ぐに近くで聞いていた友達が

「お前、それ言い過ぎなんじゃねーの?

そう言うのがクラスの雰囲気悪くすんだよ。」

等と言い

ポン助を庇ってくれたらしい。

 

他のクラスメイトも

いい加減呆れており

もう誰も相手にしていないらしく

彼は自分を正当化出来る理由を

しっかりと準備した上で

ポン助に絡むしか無いのだろう。

仲の良い友達や女子達も皆

「本当にアイツ大っ嫌い!

ポン助よく我慢出来るわ!」

等と言って来たらしい。

 

あと2年我慢すれば

もう会う事も話す事も無いだろうから

腹が立っても相手にするなと

いつも言っている。

同じ土俵に立つ必要なんて無い。

 

どんなにライバル視されても

嫌味を言われても

家庭環境や我が家の生活水準

全てを見下されても

笑ってスルーしよう。

だって実際に庶民だし(笑)

 

そんな庶民のくせに

毎日沢山の友達に囲まれて

フザケておかしな事ばかり言って

皆と爆笑しているポン助が

疎ましいのだろう。

そしてどんなにアホ炸裂させても

何故か友達や先輩や先生に

リスペクトされているのが

腹立たしくてたまらないのだろう。

 

勉強を教えてと皆が頼るのが

自分じゃなくてポン助だから。

 

現に友達が

「アイツに聞いてもため息つかれたり、

わからなかったらすぐイラッとされたり、

上から目線で馬鹿にするから嫌だ。

ポン助に聞きたい。」

と言っていたらしい。

 

 

ポン助さえ居なければ

中学受験で合格して

この町からさっさと

居なくなってくれていたなら

その立ち位置は全て

自分の物だったかも知れないと

思えば思う程に疎ましくて

顔を見れば

執拗に嫌味も言いたくなるのだろう。

それは仕方の無い事。

友達や先生はわかってくれている。

何か言われれば

代わりに怒ってくれる友達も居る。

心配して電話をくれる先生も居る。

 

嫌な奴は

大人になっても必ず居るから。

その為の訓練だと思って

上手く流しながら過ごそう。

 

 

嫌な事は直ぐに忘れて

親友と道コンの話をしていたらしい。

彼の通う塾でも

道コンは積極的に受験しようと

言われたとの事。

中学受験勉強時代も

数え切れない程の模試を

都会に行き一緒に受験して来た。

本番前日には

同じホテルに宿泊もした。

沢山の同じ経験や

同じ悔しさも味わって

今もまた一緒に

全道や全国模試に挑戦し

切磋琢磨している。

中学からは

部活も同じで楽しくやっているらしい。

たまにケンカしても

陽キャ同士で

波長が合うので直ぐに仲直り。

そういう親友や友達が

ポン助には沢山居る。

 

だから頑張れる。

嫌な事があっても一人じゃ無い。

まだまだ幼いから

皆の力を借りて

自分の機嫌は自分で取る。

そんな練習もしながら

心も元気に自己管理して行こう。