塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中2・元旦

「あけおめ〜!おはよ〜!」

「今年の正月は良い天気だね。」

「あ、年賀状来た!俺取って来る。」

 

ポン助元気に玄関へ。

年賀状の他に

大きな封筒も持っている。

「元旦にこれも来た〜(笑)」

「あはは。気を引き締めろって事だね。」

 

冬期講習前の

実力診断テストの結果が

年賀状と一緒に到着。

 

早速結果を確認して

1問毎にミスの分析を開始。

あれこれ反省しながら

復習していたポン助。

 

受験者は進学塾の塾生のみ。

同学年受験者3000人超。

塾模試で5科目受験。

第4志望まで

志望校判定も出て来る。

 

進学塾レベルなので

難易度は高く

3000人超のライバルは全員

毎日当たり前に勉強している。

ポン助が部活をしている時間も

朝から晩までスキー場に居る時間も

全て通塾と勉強時間に費やす

圧倒的強者も存在する。

学校のテストの様に

簡単に満点は狙えない。

 

それでも健闘していたポン助。

全体では

軽く偏差値60を超えており

5科目では上位約10%

3科目では上位約5%

最高偏差値70超を出した科目は

約3000人中

20位以内をマークしていた。

志望校判定は最高で70%

 

「全体的に判定もう少し上げたいな〜。」

「この4校でMAX判定狙うのは厳しいよ。

上がって来たし、悪く無いんじゃない?

このまま次の道コンも上げて行こう♪」

「おっしゃ〜!やるかぁー!!」

 

元旦から

上向きな傾向で

ご機嫌なポン助。

 

今日はスキー場もクローズの為

自宅でいつものルーティン。

やるべき事は自分で決めて

淡々とこなしているので

私は特に管理も監視もしていない。

家庭科の宿題レポートの為に

積極的に料理にも挑戦している。

 

練習は明日から開始となるので

今日はしっかり休もう。

 

 

…夕方からは

地震津波のニュースに

ポン助と釘付けだった。

北海道にも

津波注意報が発令されたが

海岸線からは

かなり離れた山間部で

標高も高いので

こちらは大丈夫だ。

 

『令和6年能登半島地震

と名付けられたとの事。

明朝自衛隊の派遣も決まった。

被害の全容はまだ不明だが

報道されているだけでも

かなりの規模になりそうだ。

一刻も早い被災者の救助と

避難所等各地支援の拡大を

切に願うばかりだ。