塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

変動的文武両道

冬はスキー三昧のポン助。

三連休は連日日帰り遠征練習だった。


連休初日

ただでさえ寒い北海道の中でも

早朝天気番組で報道された

今朝の最低気温の町に

私とポン助は佇んでいた…


「ここだよね…。−27.1℃って…。」

「うん。少し上がったけど今も−25℃。」

「空気がキラキラしてるね。」

「これ、ダイヤモンドダストだよ。」

「空気中の水蒸気が凍ってるやつだね。

初めて見た。アナ雪みたい。」

「お母さんは結構見た事あるよ。

やっぱり綺麗だね〜。」


空気中に漂う氷の粒が舞い

本当に綺麗だった。

スキー場には

シャボン玉を凍らせて

遊んでいる人も居た。

厳寒地の究極のサラサラパウダースノー。

いつも練習しているホームとは違う雪質の

硬いハードバーンでは

全神経を研ぎ澄ませて

いつも以上の集中力が試される。


超急斜面にポールを立てて

自分の限界スピードに挑む練習は

間違い無く次の大会に活かされる。

コロナ禍で中止や延期になる大会もあり

それに加えて

町が少年団活動の自粛要請を

各指導者に出して居るので

感染者の多い地域には行けず

チャンスは限り無く少ない。


レベル的にもまだまだ

常に上位を獲りに行ける様な

ハイレベルなアルペンレーサーでは無いが

一歩一歩少しずつ

レベルを上げて来たポン助。

今シーズンも

1つは入賞したいねと話していた。



そして週末は朝から晩までスキー場。

冬はロッジに住みたい程の

スキー中心の生活なので

毎日の学習は

調整しながらやっている。



毎年平日にナイター練習していた

2つ隣の町のスキー場が

今シーズンは営業していない。

ナイター練習が無いので

ポン助は平日のうちに

土日の家庭学習まで全て終わらせて

週末のスキー練習をしている。

私は何の学習をしているのか

正直あまり把握していないので

たまに勉強中に

リビングと繋がっている

ポン助の部屋に覗きに行く。

後は科目毎に予定表を記入しているので

そちらを参考にしている。


Z会の中学生タブレットコースも

今月から本格的に始まった様子で

5科目のバランスを取りながら

自分のペースで進めている。

演習量を増やす為に

気に入った市販の問題集も使用して

どんどん先取りをしている。


数 英 漢 各検定の学習も

並行して進めて居るので

過去問に入れそうなレベルになったら

早めに教えてねと話していた。


早くに申し込んでいた

新学年での最初の模試

北海道チャレンジテストは

スキーの大会と重なってしまい

キャンセルする事になった。



今はスキー優先で

結果を出せる様に頑張ろう。


3日間の遠征練習を終えて

更に今日はスキー学習(笑)

クラスの友達と

楽しく滑って来たとの事。


流石に疲れたのか

今日の学習を終えて

入浴後には直ぐに寝るらしい。


「食べないでね。」

と言って

冷蔵庫に

大切そうにチョコをしまっていた。

そろそろ多感なお年頃。

良かったね。




また来週も頑張ろう。

お疲れ様

おやすみ。