塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

数楽男子

今日もスキーのナイター練習。

学校から帰宅すると

猛烈な勢いで

宿題と家庭学習を済ませて

軽めの夕食を頬張っていた。

スキーの道具は

前日に準備完了していたので

後はスーツ類を着てOK。

片道1時間の移動となり

送迎の車に乗り込むと

元気に出掛けて行った。


ふと

ポン助の机の上を見ると

家庭学習ノートが開いてあった。

数検のテキストで

数学の先取りをやっており

テキストも終盤になっていた。


楽しい楽しいと言いながら

どんどん進めている様子で

このままだと

小学校卒業前に

中1範囲を終えてしまいそうだ。

まあいっか。

親が無理矢理やらせている訳では無く

一人で嬉々としてやっているし

中学校で数検が受けられるらしいので

好きな様にやらせておこうっと。


でも周りはそうは見ていないんだよな〜

相変わらず勉強に厳しい

激コワ母ちゃんに思われて

みんなポン助に同情しているんだろうな〜

イメージって怖っ!

私 実は結構適当母ちゃんです(笑)


数学を楽しそうに解くポン助を見ていて

数を楽しむと書いて

数楽って表現も悪くないなと感じたので

今日のタイトルにしてみた。


どんどん先取りして

授業が復習になれば楽になるだろう。

難関中高一貫校には

ほんの僅か届かなかったが

同じ様なスピードで進める事が出来れば

高校受験にも

大学受験にも

時間的な余裕が作れる。


中1レベルの数検5級のテキストを

ポン助が簡単だと言った時には

私も一瞬耳を疑ったが

どうやら嘘では無い様だ。


中学受験への挑戦は

結果はどうであれ

本当に大きな意味があったのだと

改めて感じる事が出来た。


受験勉強の時のペースを

そのまま維持しているポン助。

でも少しだけ

のんびりする時間も増やして

好きなテレビも見ているし

土日は1時間だけゲームも楽しんでいる。


「今日漢字50問テスト終わったから

また漢検準2級のテキストに戻るね。」

「お疲れ様。上手く行った?」

「まあまあかな。でも最後だから頑張ったよ。」

「そっか。頑張れたなら良いよ。」

夕食時には

そんな話をしていた。


これから週末は

スキーの大会が多くなる。

夜明け前の早朝から

大移動する日も増えるだろう。

事故や怪我の無いように

しっかりサポートして行きたい。