塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・時事問題&ご当地問題

高校入試の過去問を眺めていると

入試の前年度や

それ以前の時事問題や

ご当地問題が出題されている事がある。

 

中学受験程では無いが

勉強以外にも

世の中のニュースや世界情勢

受験校のある都道府県や

各地域の特色・環境など

学習指導要領の範囲内で

大人であれば当然知り得ている知識を

敢えて出題する地域や学校もある。

 

例えば

間もなく開幕となるオリンピック。

それに関連するパリ等ヨーロッパの

歴史や地理・公民に関連する

様々な出題。

全体的に全国共通の時事問題の他にも

地域色の濃い出題もある。

 

この北海道に関して

やはり多いのが

圧倒的に北方領土問題。

日本最北端やそれに絡めた最南端

最東端や最西端

周囲の海や海峡・海流の名前

流氷について

開拓の歴史や重要な人物

アイヌの人々やその歴史

気候帯の違いや

それに付随する生活環境の違い

 

社会だけに限らず

地震や火山・地層について

地震の計算問題

動物分布の違いや

植物分布の違い

気候変動や災害関連について 等

実に多岐に渡り

入試問題に上手く織り込んである。

 

これらは

数学や英語と違い

何年もかけて積み上げるものではない。

 

知識として

「知っているか」と

「知らないか」の違いだけだ。

 

長年その土地に暮らす親世代や

その上の世代は

歳を重ねる毎に

自然と身に付いたり

当たり前の知識として

定着している事柄を

まだ幼い受験生達に問うのだ。

中学までに履修した知識の中で

「最低限知っておいて欲しい物」を。

 

これがなかなか

一筋縄では行かない。

「習っていない」事は出題出来ないが

「習った事」を答えさせる為に

問題文などに様々な時事ネタを

入れて来る事もあるからだ。

 

社会の資料集などで

補える内容もあるが

そうでは無いものは

学校で専用の授業は無いので

自力で対策するしか無い。

 

ポン助が小学生の頃は

こども新聞を定期購読しており

“自分の新聞”と言う

特別感が嬉しかったらしく

楽しく読んでいた。

 

TVのニュースも

北海道や全国版

海外版まで見ている。

小学校高学年の時には

長期休みなどに

よくメモを取りながら

国会中継を見ていた。

直近の総理の似顔絵も

描いていた事もある。

まあ

ポン助だけに

ちょっとおかしな視点も多々あるが(笑)

好きにやらせていた。

現在もネットのニュースを中心に

毎日チェックしている。

 

入試に出るかどうかもわからない

時事問題に関しては

「勉強だけでも忙しいのに

そこまでやる時間なんて無い」と

よく言われるのだが

我が家は大抵

朝や夕方の食事の時に

TVを見たり

休憩時間に新聞やネットのニュースを見て

情報収集しているので

特に「勉強時間」としては

カウントしていない。

 

しかし

「知って」いれば

そのまま得点出来るので

我が家は可能な範囲で

アンテナを張っておく。

 

あまりマニアックな内容まで

網羅する必要は無いが

最低限

自分の生活する都道府県の

地図や歴史や都市名などは

広く浅く知っておく必要がある。

それが

学習指導要領に絡んでいる物ならば

入試に出題される可能性があるからだ。

 

ポン助には

中学受験勉強時代に

私がPCで作成した

「北海道テキスト」があり

新しい情報は常に取り入れて

アップデートしている。

 

市販の物では

楽しく読めるので

地域ごとの旅行雑誌が良いだろう。

 

ご当地問題以外でも

広い視点で網羅するならば

中学受験向けの資料集でも

十分役に立つ。

大人が読んでもとても参考になる。

 

夏休みは

知識の定着と完成を目指して

全方位から隙無く仕上げて行きたい。

 

 

 

 

 

 

 

↓小学校時代の自主学習ノートより