塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

基礎固め〜理科

理科の学習は

ポン助が幼い頃から

自宅周りの大自然の中で

無意識に学んで来た。


日々の暮らしの中で

お昼寝や夜のお話の時

何気ない日常のお散歩の時間等に

道端に咲いている花や木の名前

鳥や昆虫の名前

その他の

身近な植物や動物

その生態系

太古の北海道の生成や地形

地質や岩石

各地の山々や川

火山や温泉

厳しい気象条件や

北海道以外の地域との違い

太陽や月や星について等

可能な範囲内で

実際に本物を見てから

家に帰り図鑑で確認して

知識を広げて来た。


例えば自宅の玄関前に居た

巨大なトンボを捕まえて

一晩カゴに入れて観察し

図鑑で確認したら

翌日元気なうちに逃がしてあげたり




自宅の周りに沢山現れる

野生のクワガタやカブト虫を飼育し

卵から羽化までを数年間観察した。




自宅上空は

360度開けて居るので

天気の良い日は

天然プラネタリウムや天体ショーが

生で全て見放題♪

星の動きや天体分野は

テキストで習う前に

全て覚えていた。


ポン助は

愛用の天体望遠鏡で

いつも夜空を眺めている。



上記の分野が得意なので

その分難解な物理・化学分野に

時間を割く事が可能だ。


小学校時代の模試でも

いつも得点源となり

満点も1番多かった。


しかし

中学受験での

志望校の理科の出題は

物理分野の比重が大きく

難易度も高めだった。


本番で

1番点数が取れなかったのは

まさかの理科だった。

過去問や模試では

いつも1番高得点だったのに…

私も驚いてしまった。



「正しくないものを選びなさい」で

正しいものを選んでいたり

理解している問題なのに

設問の長いリード文の

肝心な文末を見落とし

ほぼ真逆の答えを選んでいた。


結果

理科の大失点が仇となり

ポン助は志望校に不合格となった。


その事実と原因を知った時

ポン助は愕然とした。

点数開示画面の

今まで取った事も無い

理科の低い点数に

自分でも信じられず

入試問題を何度も見返し

号泣するしか無かった。


得意だからと手を抜いた訳ではない。

本番の緊張感や様々な要因が

この様な結果をもたらした。

テスト慣れしていなかった訳では無い。

似た様な出題形式で

勘違いを招きやすい文の他の模試では

しっかり正解出来ていた。



幼さゆえの失敗。

言葉のあやに引っ掛かり

不必要な勘違いをしてしまう。

わかっている問題なのに

逆の答えを選んでしまう…

そして結果的にそれが全て

「実力の無さ」となってしまった。


理科の失敗が無ければ

いつも通りの点数が取れていたら

間違い無く手は届いて居ただろう。


しかしもう過去の事だ。

二度と同じ失敗はしないと

強く誓ったポン助。


積み上げて来た基礎力は消えない。

決してゼロにはならない。


リベンジを果たすべく

現在のポン助は

Z会をベースに

理科の3年分の教科書ワークを

一気に進めている最中だ。

中学受験勉強の復習が多いので

ハイスピードで進んで居る。

そして中学範囲を一周したら

1段ずつレベルアップして行く。


手持ちの問題集は

これらを準備した。



1番悔しい思いをした科目なので

完璧に仕上げる気満々である。

元々得意科目なので

問題集の進み具合も半端無い。

時期を見て

高校入試の過去問を

早めに投入する予定だ。


ケアレスミスに気を付けて

さらなる高みを目指して行こう。