塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

数検合格証と思春期

本日無事に

数検5級の合格証が到着した。

ポン助帰宅後

大喜びで確認していた。


「やっぱ数検の合格証カッコいい♪

順番に全部並べたいよ〜!」


そう言って今日も

鼻歌でご機嫌で机に向かって居た。



最近は古文絡みからか

百人一首への興味が高まり

手持ちの本をひたすら読んでは

「僕はこの句が好きだな〜」

「この句を好きな人に贈られたら嬉しいな。」

「これは告白に使える句だぞ。」

等と感情移入している。

どうやら

生まれる時代を700年位

間違えて来たらしい…



しかしポン助よ

突然百人一首の句を

LINE等でスマホに送られても

余程の古典文学少女で無ければ

調べるのも大変だろう。



調べて意味がわかった時の

相手の反応を楽しみたいのだろうが

百人一首やポン助に興味が無い子なら

「ポン助から意味不な昔の言葉が送られて来た」

と言われて皆に晒されて

相手にもされないので

送る相手も考えようねと

軽々しく送らない様に

釘を刺しておいた。



このド天然な

スーパー自由人ポン助の

彼女になってくれる様な

ステキ女子が現れたら

好きなだけ愛のメッセージを

やり取りするがいい。

恋は焦らず急がず

自分のタイミングとペースで

ゆっくり成長して行けたら

それで良いと思う。




な〜んて私は

小6で両思いの男子と

付き合っていた

早熟女子だったので

学生の本分は勉強等と

あまり偉そうな事は

強く言えない母ちゃんなのである(笑)


ただ言えるのは

彼氏が居るから勉強が出来ない等とは

親にも先生にも

誰にも何も言わせないだけ

やって来たと言う事。



好きな人が居るから

頑張れる時もあった。

テストが終わったら

ゆっくり会う約束をして

集中して勉強した事もあった。

携帯やスマホや

ポケベルすら無い時代(笑)

今とはかなり恋愛スタイルは違うが

共通する気持ちは

沢山あると思う。



従って私は

恋愛が勉強に

悪影響を及ぼすとは思わない。

確かに

恋愛にのめり込み過ぎて

一気に成績が下がったり

干渉する親に反抗したり

トラブルに巻き込まれたり

マイナス要素が強くなる事もあるだろう。


でも

頑張る原動力になる事も

間違い無くあるのだ。


ポン助を信じて

成長の糧になるのなら

我が家は敢えて

恋愛は禁止せず

教えるべき事はしっかり教えて

何でも話せるオープンな環境で

見守りたいと思っている。


多感な思春期に

勉強だけなんて絶対に無理だ。

押さえ付ければその分の反動が

必ず何処かで出てしまう。


可能な限り自由に楽しく

ポン助のやりたい事を

挑戦したい事を全て

全力でやって行けば良いと思っている。


そのためのサポートを

私も全力でやる。


ただそれだけ。

いつかこの家を

この町を

胸張って巣立って行ける様に

信じて応援するだけ。


背もぐんぐん伸びて

164cmの私も抜かれたけど

今はまだまだ幼いポン助。


泣いたり悩んだり笑ったり

色々な事を経験しながら

共に成長して行こう。



お疲れ様

おやすみ。