本日漢字検定準2級の
結果表と合格証を貰って
上機嫌でポン助帰宅。
残るは2級 準1級 1級と
一筋縄では行かなそうな級ばかりだが
とりあえず夏休み明けに
2級に挑戦してみる。
学校では
皆ポン助の周りに群がり
漢検合格を一緒に喜んでくれていた。
しかし一人だけ
そんなポン助の
話の揚げ足を取ったり
嫌味を言ったりした男子が居たらしい。
ポン助は軽くあしらったが
周りの友達はドン引きだったとの事。
その彼こそ
中学受験失敗後
執拗にポン助を馬鹿にし
不合格をネタにして
からかい続けた人物だった。
当時ポン助の精神状態は
崩壊寸前となり
私は学校に報告し
親にクレームを入れた。
事実関係を確認後
親に付き添われて自宅に謝罪に来たが
平謝りするのは親ばかりで
本人は終始浮かない顔をしていた。
おそらく彼は
謝罪に納得していなかったのだろう。
対峙した時に
不満そうに
ポン助を睨みつけていた瞳が
全てを物語っていた。
親の顔や立場に免じて
その場では謝罪を受け入れて
解決したが
学校では
問題にされない程度の水面下で
同じ様な事を繰り返していたらしい。
その彼も次回
漢字検定を受けるらしく
しかも今回のポン助に迫る級。
また一歩先を行き
皆に囲まれて称賛されているポン助が
とても疎ましくて
嫌味の1つも言いたくなったのだろう。
そんな彼を嫌うクラスメイトが
男女問わずかなり増えて来たらしいが
もう
ポン助も「大嫌いだ」と言い
彼がどうなろうと
一切関わる気は無い。
成績はトップクラスの1人。
幼い頃から習い事も多く
両親も優秀で教育に熱心な家庭。
田舎故に
何をするにもポン助と同じで
あの日までは
彼を親友だと疑わず
とても仲良しだった。
しかし彼の中ではいつしか
何をやっても
自分より一歩先を行くポン助が
妬ましく疎ましくなって行ったのだろう。
そして彼は
中学受験失敗と言う
初めて掴んだポン助の唯一の弱みを
執拗に攻撃する事で
自尊心を満たしていたのだろう。
表向きだったのかも知れないが
昔は仲が良かったので
小さなポン助が
ゲームやTVなど我慢して
どれだけ勉強して来たのか
知っていた筈だ。
中学受験はしなかったが
一緒に全統小等は受けていたので
どんなレベルの学習をしているのか
わかっていた筈だ。
1番寄り添って欲しかった相手に
笑われて馬鹿にされて
親友だと思っていたのは
自分だけだったと
思い知らされたポン助。
以降ポン助の中で
彼の存在は
「ただの大嫌いな同級生」となった。
嫌いでもあと2年半
同じ教室で過ごすので
我慢するようにと話した。
現在のポン助は
一緒に中学受験を経験した親友や
同じ部活の仲間達に囲まれて
毎日が充実していて
とても楽しいと言っている。
男女問わず
とても仲が良いが
浮いた話は全く無い(笑)
スマホも勉強ツールの1つとして
上手く使用している様子。
これから楽しい夏休みを迎えるので
嫌な事は忘れて
思い切り満喫して行こう。