塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

中学受験残念組。進学塾の無い田舎から1校のみの挑戦。桜は咲かず地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、「落ちた」と言う事実を揶揄し、環境からして無謀だと見下し笑う奴も居た。何故ならうちは田舎の庶民。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける中学生男子、ポン助の日常。

習慣〜ミスと向き合う

本日

進学塾の実力テストの結果が

到着した。

 

全受験者数は

道コンの半分弱程度だったが

通塾生と季節講習生とONLINE生

全員塾生のみの実力テスト。

道コンで言えばおそらく

中堅〜最上位層までの

「毎日の勉強習慣がある子」

この数千人の母集団の中での

自分の立ち位置を確認する

そんなテストだ。

 

やはり学校の定期テストより

確実に難易度は高く

得意科目の数学ですら

思ったより

点数は伸びなかったポン助。

しかし

結果を見ると

この難易度でも

各科100点を叩き出している

最強の猛者達が居る。

満点が出ていなかったのは

1科目だけだった。

 

ポン助は

科目別に見てみると

上位10%以内から

上位30%台までバラつきがあり

全科目平均は

上位20%以内に入っていた。

進学塾模試でこの位置なので

それ程悪くは無いのだが

本人は浮かない顔をしていた。

 

自分の予想よりも

かなり低かったのだろう。

 

早速机に向かい

全科目のミス箇所の確認と

正答率の確認もして

取れたはずの問題の解き直し。

正答率の低い問題も

あと少しで取れていた問題など

全てチェックして

解き直していた。

道コンまで10日を切ったので

どうやら勉強ギアが

フルに上がって来た様子。

以前の道コン

他学年の1位の子が

ポン助と接点のある子だった事を

最近偶然知り

相当な刺激を受けた様だった。

 

 

 

小学生の頃のポン助は

低学年の頃は特に

先へ先へと進みたがり

間違い直しを泣いて嫌がった。

 

「間違い直しが嫌なら

100点を取れば良いんだよ。」

 

私がそう言うと

ひたすら100点を目指す様になった。

100点が取りたいから

書店に行けば

沢山のドリルをねだられ

コピーして何回も

ひたすら解きまくる。

ポン助の本棚のドリルや問題集の冊数は

膨大な量となり

遊びに来た誰もが驚愕した。

周りから見れば

相当な教育ママに思われていただろう。

ポン助はただ

100点が取りたかった。

漢検などに挑戦して来たのも

ただ賞状が沢山欲しかった。

それを並べたかった。

TV番組を見ながら

東大王達に挑戦したかった。

そして低学年のうちに

将来の夢が決まったから。

 

高学年になっても

その勢いのまま突き進んだが

中学受験勉強は

学校準拠の易しいドリルとは違い

異次元の世界だった。

 

簡単に解けない

単純に解けない問題の羅列。

2学年以上先取りしなければ

ちょっと何言ってるかわかりません状態の

ハイスピードなweb授業が配信され

それを楽しく受講していたポン助。

小学生に1コマ90分フルに使った

難易度の高い授業は

平日は1日2科目が限界だった。

膨大なテキスト

日付けまで指定され

計測しながら解く

毎日の計算テキスト

毎週送られて来る

難問揃いの復習テストに

同封されている2種類の計算テスト

月1で送られて来る

更に難問揃いの塾模試。

 

満点など簡単には取れない世界で

解き直しの重要性に

徐々に気付いて行ったポン助。

自分なりに少しずつ

ミスと向き合う様になり

解き直しや分析が出来ると

ミスも減って行った。

 

そしてこれらをこなしながら

通常の学校の勉強と

サッカーとスキーにも行っていた。

 

結果的には残念だったが

ポン助本人も両親も

中学受験は

挑戦して良かったと思っている。

 

田舎過ぎて

変人扱いされたり

不合格後

少数のアンチには

「結局頭悪かったんでしょ?」

「身の程を思い知ったんじゃない?」

と笑われようとも

教育虐待だと陰で言われようとも

同世代の仲間達が皆

ゲームや遊びに没頭している時に

簡単に崩れる事の無い

圧倒的な土台が築けたから。

 

しかも本人は

「楽しかった。やって良かった。」

そう言い切った。

 

先生達や

町の教育関係者達からは

挑戦した事を称賛され

ポン助に会う度に

力強く励まして下さり

とても救われた。

 

そして

親が何も言わずとも自ら机に向かう

「勉強するのが当たり前」

この習慣を早くに手に入れたから。

 

これは現在でも

今日も勿論継続されている。

 

私がポン助に促すのは

「勉強しなさい」

では無く

「丁度良い所でそろそろ切り上げて

寝る準備してね~。」

この台詞ばかりだ。

そしてポン助から返って来るのは

「あと15分だけ!」

などと言った勉強時間延長の交渉だ。

私の役目はただ

可能な範囲のサポートと

夜更かししない様に

目を光らせているだけだ(笑)

 

 

「お母さん!100マス計算ドリル

また買っておいて下さい!」

「は?何で?」

「朝の頭のラジオ体操にする♪」

「いや、ラジオじゃ無いし(笑)」

「じゃあ、レディオか?」

「いや違う。そもそも違う。」

「とりあえずお願いしま〜す!」

「はいよ~♪」

 

相変わらずだが

勉強に対しては全く

「負」の感情は持っていない。

ポン助の中では

ある意味ゲーム等と同じ位置付けで

様々なミッションを攻略して行く

「楽しいもの」

なのだろう。

 

最強の習慣で

どこまで上げて行けるかは

まだまだ未知数だが

今までの軌跡を信じて

やれる事は全てやって行こう。

 

Fight!