塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

基礎学力強化&内申不問

小学校低学年から

毎日やって来た「百マス計算」。

 

当時の担任の先生が

学校でやり方と名前を

教えてくれたらしく

小さなポン助が

書店で初めて自分で見付けて

「これやりたい。買って。」

と言って私に持って来た。

そしてもう一冊

学校でやったプリントを頼りに

探し当てたのが

「パズル道場」シリーズだった。

 

どちらも楽しくて

毎日1枚〜3枚くらい

ずっとやっていた記憶。

 

百マス計算は

計算力強化や処理速度向上。

毎日私とポン助は

どちらが速く出来るか競争した。

ちなみに私は

珠算&暗算1級保持者で

手加減は1ミリもしなかった(笑)

 

パズル道場は

空間認知能力や思考力強化。

こちらはリラックスして

難易度の高いものは

一緒に考えたりもした。

 

毎日楽しく

遊びながらやっていたが

これらは素人目に見ても

かなりの効果があった様に思う。

 

 

同時期から

漢検にも挑戦していた。

仲良しの女子に

一緒に受けようよと誘われたらしく

何とも不純な動機で開始(笑)

しかも

学校で漢字を習う前だったので

必死にドリルを5冊くらいやった。

その後は中1で2級取得し

現在は一旦休止中。

たまに準1級のポケット版を

読んでいるとの事。

 

小学校に入学したポン助が

大好きだったのは

学校の図書室。

色々な本が沢山並んでおり

行くとワクワクしたとの事。

ハリー・ポッター」シリーズを

いつも借りて来ては

夢中になって読んでいた。

読破した後は

偉人シリーズもよく借りていた。

そして読み終えるといつも

機関銃の如く

私に感想を話していた。

 

読書に関しては

学校の図書室から

借りたものがメインで

親が選んで買い与えた物では無い。

現在も自分で借りて来ては

好きな本を好きなだけ読んでいる。

最近は

本当に気に入った本や

じっくり読みたい本は

自分のお小遣いで買ったりもする。

 

大きな括りにすると

「算数・計算」

「国語・漢字・語彙・読解」

 

これらは日常生活の中で

毎日継続してやっていた。

 

学年が上がると

百マス計算から

毎日の計算問題集へと

変わって行ったので

暫く離れていたが

最近になってまた

ウォーミングアップ的に

久々にやりたいとの事。

流石に今度は

難しい方だけで良いと言い

「百マス計算2」

を購入した。

ついでにもう一冊

 

小学生用の計算問題集は

市販の物も塾用も沢山あるが

中学生用や高校受験向けの物は

「数学」の問題集になるので

計算に特化した物は

とても少ないと思われる。

良さそうな物を見つけても

やたら簡単過ぎたり

廃盤でプレミア価格だったりと

手頃な物はあまり無い。

同じく塾用テキストも

計算のみはやはり

数は少ないみたいだ。

 

ONLINE塾の数学テキストより

手応えのある計算問題が

沢山掲載されている問題集は

数が限られているので

昨年使用して

ポン助が気に入った物を

計算のみに拘らず

演習用に購入している。

塾テキストでは

シリウス21発展編だ。

ただこれらは

定期テスト向きではないので

主に模試の前の演習に使用している。

 

 

漢字や語彙は

塾テキストは読解メインになる為

市販の問題集を使用して

毎日プリント1枚やっている。

 

こちらは特化した問題集が多いので

見開きでコピーしやすそうな物を

ランダムに数冊使用。

 

コピーすると

下部に解答が掲載されている物もあるが

大雑把な私は隠してコピーなどせず

コピー終了後

重ねてまとめてカッターで

一気に切り落としている(笑)

 

 

中学からはこれに

英検学習から使用している

出る順パス単の暗記を追加して

1日の最後にやっている。

 

 

こんな感じで

ポン助の毎日のルーティンに

基礎学力強化アイテムを

隙間時間に投入しているが

本人の希望を最優先にしており

特に無理強いはしていない。

 

どのタイミングで

何をやるかは

全てポン助に任せてあるので

私はただコピーして渡すだけだ。

 

やはり基礎学力は

一朝一夕で身に付く物では無いので

毎日コツコツ積み上げて行く。

地道にやるのが苦手なら

タイムトライアル式にして

「○分以内○問正解でミッションクリア」

等とギリギリ出来そうなラインで

自分に負荷をかけて

ゲーム要素を取り入れてやってみると

案外毎日の楽しみになったりする。

これはゲーム好きな子に

効果があるだろう。

ポン助はこのパターンだが

その子の性格によって

合うやり方は変わって来る。

塾や家庭教師の先生が

見極めてプランを提示してくれる

面倒見の良い所もあるらしいが

通塾無し&通信のみや集団塾で

成績が上がらない場合は

自分の子に合ったやり方かどうか

親がしっかりと

見極めて行かねばならない。

 

気を付けるのは

進学校狙いなのに

学校の勉強にウエイトを置いた

教科書の予習復習ばかりで

模試などを受けさせない学習塾の場合

内申美人にはなれるが

高い評定にも関わらず

外部模試では勝負出来なくなる。

 

この状態だけは避けたいので

我が家は学習塾には行かず

進学塾のONLINEにした。

 

日常学習の中で

多少のムラはあっても高めで推移出来

取れる評定はしっかり取りながら

高校受験を見据えた学習を

確実にやって行く。

 

学年順位や評定オール5には

特に拘る必要は無いよと

いつも言っている。

どんな規定のガイドラインがあろうとも

先生達の主観が入る評定は

必ずしも完璧では無い。

 

同じ点数でも

授業態度や提出物が完璧でも

微妙なラインで

5が貰える子と4を付けられる子に

分かれてしまうのだ。

水面下では

5を付けなければならない子は

確実に存在する。

5を付けなければ後が怖い子

いわば

親が教育関係者で

内部事情を把握していたり

子供より親が評定について

わざわざ休み中に学校に乗り込み

ひとつひとつ詳細に説明を求めたり

受験の為上げる様に交渉して来たり

いわば

「詳しく突っ込まれそうな親」

「面倒くさい親」

を持つ子。

 

逆に4でも文句を言わなそうな親や

内部事情に疎そうな親の子は

競ったラインに居る時に

下げられやすいとの事。

 

実際に教育関係の知人に聞いた

評定の裏話なので間違い無い。

そして我が家は勿論

「内部事情に疎そうな親」なので

先生達も後ろ盾が何も無いポン助の成績は

「下げやすい」だろう。

後は

無謀な挑戦をしそうな子に

低めの評定を付けて

内申点で出願出来ない状況にし

志望校を自ら下げさせて

不合格を回避させる裏技もあるらしい。

もしかするとポン助は

こっちのパターンかも知れない(笑)

まあ

そうなれば

内申不問の学校で

当日点勝負をする。

 

 

なのでポン助には

学校の成績は

それ程拘らなくても良いと

自分が納得出来れば良いと

いつも言っている。

幼少期からいつも一緒で

ほぼ全員幼馴染みだが

クラス皆この先からはもう

全員でお手々繋いで

同じ高校には行かないのだから。

 

拘るのは

第一志望校内での順位と

自分の偏差値の推移。

常にこれらを意識しながら

頑張って行こうと話している。

塾模試や道コンなども

ガンガン受験して

もっともっと場馴れして

レベルアップして行こうと話している。

 

何を言われても

何をされようとも動じず行こう。

 

実力があれば

誰もが認めてくれる。

行きたい学校にだって行けるのだ。

 

 

その為に今日も机に向かう。

 

次の道コンに向けて

前回の自分を超えるべく

モチベーションも上がって来た。

 

 

さあ

ここからも暑さに負けず

ポン助ワールド全開で

更に楽しくやって行こう♪