「来た来たー!超カッコ良い♪
あざーっす!」
「良いね〜。大人っぽいわ。」
本日
ポン助の新しい学習タイマーが到着。
小学校低学年の頃は
ストップウォッチを使用。
私のスマホも使用したりした。
高学年からは
web塾のオリジナルタイマーを
ずっと使用して来た。
そちらもかなりくたびれて来て
ポン助の手が巨大化し
小さなボタンを押すのが
結構大変になったので
タッチ式でスタート&ストップが
しっかり押せる物を新調した。
ポン助ご所望の色は黒。
到着後直ぐに
ご機嫌で使用開始。
小学校の頃から
とにかく計測して
問題を解くのが好きなポン助。
速く正確に解く練習を
ひたすら積み上げた。
小学校の家庭学習ノートにも
計算問題等の終わりに
かかった時間を記載して
提出していた。
やはりスピードが無いと
テスト本番でも
見直しが出来ないので
余裕を持って
速く正確に解き切る力を
確実に付けて行かねばならない。
真逆のタイプとして
スピードは無いけれど
ミスが少ない子も居る。
「ウサギとカメ」の様に
油断して休んでいる速いウサギを
遅いカメが抜き去り
逆転勝利を手に出来る話だが
塾関係者に言わせれば
「そもそも速いウサギが休まなければ
最初から遅いカメに勝ち目は無い」のだ。
どんなに正確に解く力があろうとも
時間内に解き切り
見直す時間が取れなければ
受験では致命傷でしか無い。
「時間切れ」でテストが終わるのは
最も回避しなければならない
最悪のパターンとの事。
そしてこのタイプの子は総じて
面談などによる親の証言から
生活全般に渡り
何をするにも遅く
食べるのも
着替えるのも
学校の準備をするのも
靴下を履くのも
勉強に取り掛かるのも
全てがスローペースらしい。
急かさたり叱られると焦り
気が動転して思考停止したり等
しまいには逆ギレして
手に負えなくなる場合もある。
その結果ミスが多くなる為
何を言われても頑なに
自分のペースを貫きたがる。
この場合は
正確性を優先して
スピードについては諦めるしか無く
そうなると明らかに
受験では不利になるとの事。
スピードが無いと言う事は
制限時間内に
問題を解ける量に限界がある為
スピードのある子達に
演習量で圧倒的な差を付けられてしまう。
そして
親や周りも
スピードが遅いのを許し
「それがあなただから」
と言って
良しとしてしまうと
改善するのは相当厳しく
認められているからと安心して
更にダラダラやる癖が付いてしまう。
自分のペースを崩したくないと言う事は
集団の中に属していても
周りに合わせられないと言う事。
本人の性格でカバー出来る場合もあるが
性格にも癖がある場合は要注意だ。
イジメまでは行かずとも
学校では皆から少し距離を置かれ
孤立している場合もある。
勉強面では演習量が足りなくなり
遅いが故に
指示を守らず自己流でやったりする。
スローペースな子は
多かれ少なかれ
ほぼ上記の事が当てはまり
実際に多くの生徒を指導して来た
講師達が生で見て来た事例だ。
現在のポン助は
確実にハイスピード型だが
思考系の問題は
じっくり取り掛かる事が多い。
攻略して立式出来た後は
ハイペースで解いたりするが
かなり緩急はある様に思われる。
計算などは
最初から速かった訳では無く
やはり低学年から
百マス計算等で鍛えて来た結果だろう。
ゲームや競争好きな性格もあり
私との勝負を日課にしていた。
その継続が自然に
ハイペース型として
定着したのだと思われる。
演習時には常に
制限時間を意識して
取り組んで来たが
どんなに速く正確に出来ても
「すんなり読めない文字」
だけは私が許さなかった。
何と読むのか悩んだ文字や
綺麗に消さずに2重書きで
汚くなっている物などは
先生など全ての採点者に対して
失礼に当たると教え
例え答えが合っていようとも
どんなに泣いて抗議しようとも
絶対に許さず
全て✕にして書き直させた。
現在はもう
見やすい文字を書ける様になり
丸付けも自分で行っているので
その様なバトルは無い(笑)
「行きまーす!用意…始め(ピッ)」
新しいタイマーフル回転で
ポン助は今日も机に向かっていた。
ONLINE塾テキストの周回も
順調に進んでいるらしく
道コン過去問の問題集にも
取り組んでいるとの事。
夜はリビングで
暗記した宿題の英語長文を
大きな声で音読していた。
私が課したミッションは
流れる様に言えずに
止まったり不自然な間が出来たら
最初からやり直し(笑)
回数をこなしたら
スムーズに言える様になるさ♪
頑張って行こう!