塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中2・2学期期末②終了

「ただいま〜!戦士の帰還だゼぃ♪」

「zzz…」

「いや、寝とるんかーい(笑)」

「おかえり。ちょっと頭痛。」

「あ〜低気圧か。大丈夫?」

「うん。」

「テスト終わったよ~♪」

「お疲れ〜。」

「そしてすでに返却科目アリ。」

「早っ。」

「テーブルに置いとくから、

調子良くなったら見てね~♪」

「OK〜」

 

ポン助元気に帰宅。

私は頭痛にやられて鎮痛剤を飲み

ソファーで横になっていた。

今日の科目の手応え等を話して

早々に返却された科目の

反省などをしていた。

 

帰りにスクールバスの中で

後輩達が

ある教科担任に言われた事を

ポン助達に話していたらしい。

 

「2年生は90点以上がゴロゴロ居て

満点も何人か居るので、1年生も

頑張って下さい。」

 

その科目は

2年生はまだ返却されていないが

かなり高得点勝負になっているらしく

その中に入っていたいポン助。

果たしてどうなる事やら。

 

まあ

毎回400点超の上位メンバーは

先週の学力テストよりも

高得点を揃えて来るだろう。

どうやら満点勝負もありそうだ。

ここでケアレスミスをやらかして

真っ先に脱落しそうなポン助だが(笑)

楽しく点取り合戦に参戦して

仲間達と高め合って行こう。

 

「アイツ人の点数必ず聞いて来るけど

自分の点数絶対教えないんだよな〜。

俺が振り返ったりしたら慌てて隠すし。

ま、そう言う奴だってわかってるから

別に見ないし聞かねーし(笑)」

「あはは。流石だね(笑)でもさ、

ポン助に勝ってたら言わない訳無いよ。

絶対に直ぐ見下してまた馬鹿にして

マウント取って来るんじゃない?

ポン助の点数聞いて、人の合計点とか

計算してそうだよね。」

「どーでも良いわ。俺は聞かれたら

答えるし、別に隠す気も無い。自分より

高い点数だったらすげーなって思うし、

1点でも負けたら確かに悔しいけどさ

そんだけ努力してんだなって思う。」

「それで良いと思うよ。コソコソしないで

堂々としていれば良い。」

「俺、別に自分の点数恥ずかしく無いし。」

「全力でやり切ったら、そう思えるよ。」

「毎回全力以外ありえない(笑)」

「だね。週末は少しのんびり出来るね。」

「久々にゲームでもやるさ♪」

「テスト連戦だったから、暫くゲーム

やって無かったもんね。」

「部活も楽しみだ〜♪」

 

そして今日も机に向かい

いつものルーティンで学習。

テストがあろうが無かろうが

雪が降ろうが熊が出ようが

何も変わらないポン助の日常。

 

当たり前に淡々と積み上げる毎日が

いつか強靱な力となる。

 

 

「げっ!またしょーもないミスで

落としまくりでしょ〜」

「あぁぁ〜言わないでくれ〜!」

 

 

 

本日返却された解答用紙は

目標の9割は超えていたが

お約束の様に

やはり2枚とも

凡ミスが炸裂していた…(笑)