「♪I don't want a lot for Christmas
There is just one thing I need
I don't care about the presents
Underneath the Christmas tree…♪」
ポン助
最近のお気に入りは
マライア・キャリーのクリスマスソング。
全力で歌いながら帰宅。
学校でも友達と一緒に
雪を見ながら歌っていたらしい。
「この戦争を終わらせに来た！」
「そうかそうか（笑）おかえり。」
「雪すげー積もって来た！いいぞー♪」
「スキー場だけ豪雪で頼む（笑）」
「俺の頂上戦争が無事に終わった！」
「はいはい。わかったから早く
出すもん出してよ〜。」
そして手紙類や
得点通知表を出して来た。
「おっ？上がってんじゃん！」
「全科目凡ミス無かったら
もっと取れたんだよな～。くそ〜…」
「ま、それは永遠の課題だね♪」
「まあね。さ〜やるか〜！」
早速机に向かい
今日の学習を淡々と進める。
これからは
楽しいスキーと両立しながら
ゆる〜くのんびりと
検定の学習と
中２の総復習タイム。
ONLINE冬期講習も
私に金額を伝えて許可を得てから
自分で申し込み済みだ。
隙間時間に自分のペースで
１コマずつ頑張ろう。
テキストが到着したらまた
周回分をコピーして
プリントを作成しよう。
昨シーズンの冬と
同じパターンで学習して行けば
何とか両立可能だろう。
「朝から晩までスキー場に居るのに
一体いつ勉強してんだ？」
と
毎年皆に言われるが
何とかやれる時にやっている。
「道コンさ〜中体連直前だけど受ける？」
「勿論。自宅受験じゃなく会場で！
受けない選択肢は無い！」
「ＯＫ〜。申し込んでおくね♪」
「お願いします！！」
母数の多い道コンは
学校のテストよりも明らかに
高校受験の指標となる。
しかし
学校のテストも
評定が絡んで来るので手は抜けない。
とりあえず
１学期よりは
少し上向きになるだろう。
９割超で挑んでも
１位にはなれなかったが
ポン助曰く「頂上戦争」となる
４５０点オーバーの争いを繰り広げる
学年ＴＯＰ３はいつも僅差で
拮抗しているので
順位には
それ程拘る必要は無い。
いつも凡ミスをかまして
頂上戦争から離脱するポン助だが（笑）
何とか食らい付いていたので
充分と言えるだろう。
私は「戦争」と言うよりは
「点取り合戦」の方が好きなので
よく使っている。
今回は
満点が無くて悔しそうだったが
期末テストは
副教科を入れても尚
９割を余裕で超えたので
本人も満足では無いが
納得はしていた。
地元の学習塾に通っている子達は
学年５位以内を目指して
頑張ろうと言われているらしいが
ポン助の学年上位５人は
皆そこの塾生では無い。
１人だけ隣町の塾生だが
他はポン助と同じく
塾無し自宅学習メンバーだ。
しかし
両親が教育関係者だったり
高学歴夫婦だったり
塾に入れなくとも
わからない問題は
親が教えてあげられる環境なので
その必要性が無いのだろう。
親の財力や学歴も無く
冬の除雪の問題で塾に通えず
格安通信やONLINEしか選択肢が無い
庶民の我が家と違って
ポン助以外の上位層は
地元に進学塾があれば
余裕で通わせられる様な家庭の
子供達ばかりだ。
「結構皆、塾に入れられてるみたい。
でもさ〜親に無理矢理入れられても
学校で行きたくないとか塾の先生に
点数見せたくないとか言ってたり、
行ってても遊び感覚だったりで、何か
聞いてて俺が悲しくなる時ある。
ただ塾に行ってるってだけで満足して
全然成績上がらなかったら無駄だよね。
親が一生懸命考えて塾に入れてくれて
高いお金払ってくれてるのに勿体無いよ。
でも俺は通信やONLINEのやり方で
時間の拘束が一切無い状態で
自由にカスタマイズ出来る方が良い。
小さい頃から同じだから慣れてるし
塾には行かなくても大丈夫だよ〜ん♪
三角♪チョコパイの季節〜♪うまっ！」
おやつのパイを頬張りながら
ポン助が言っていた。
受験生になっても
このままの学習スタイルを
貫いて行くだろう。
間もなく
１年で１番忙しい
ポン助のスキーシーズンが始まる。
指導者とも話したが
体が弱いので無理させずに
最後まで仲間達と「楽しむ」方向で
大会などは選択して行く予定だ。
２学期定期テスト
学力テスト ２位
期末テスト ３位
中２集大成の３学期は
果たしてこの学年順位を
維持出来るのか？
更に高得点を更新出来るのか？
とりあえずまた
簡単には取れない
満点でも目指して頑張りますか〜♪
