「何だこの雪ー!」
「うちら居ない間お父さんも
出張で1日帰れなかったらしい!」
「マジか!でももう戻ってるんでしょ?
何で帰って来ないの?」
「知らんわ!『忙しい』しか言わないし。
除雪してないならLINEで1言教えてよ!」
「家に着いたのに入れねー!くっそー!」
「とりあえず車の置き場所確保だ!」
「俺通路開けるわ!」
「頼んだ!」
ようやく自宅に辿り着いたのに
我が家は雪に埋もれていた(笑)
山間部なので
普通に40〜50cmは積もっており
道路から玄関にも辿り着けない。
車に積んでいたスコップで
除雪道具を置いてある場所まで道を作り
親子で必死に除雪。
会社に居る主人に
到着の報告の電話を入れた。
私の静かな怒り口調を察したのか
急いで一時帰宅し
機械で一気に除雪した後
また会社に戻って行った。
そしてこれからまた出張らしく
今夜も帰らない。
まあ
そんなのはいつもの事なので
別にどうでも良い。
帰宅までの流れは
全道中体連スキー大会終了後
雪の降りしきる小樽を後に
アプリで雪雲の動きやレーダーを
確認して天気を読み出発。
14:00〜18:00までの間に
小樽を出てから
最短ルートを通過出来れば
降雪量の多い時間帯を回避出来る。
風速の数値は低いので
雪がちらついても
吹雪にはならず
視界は確保出来る。
途中
3車線の広い国道を走ったが
大型車が行き交う地帯なので
路面は圧雪と凍結でツルツル。
交差点毎に砂が撒かれて居たが
それでも滑り
慎重に運転した。
田舎に向かう国道は
雪雲と天気の読みが的中し
視界も良く
綺麗に除雪されており
穏やかな道程だった。
道の駅で休憩しながら走り
地元の町に入る頃から
一気に積雪量が増えるのが
目に見えてわかった。
かなり吹雪いた後で
道路の積雪量も多かった。
「国道から家まで道あるかな?」
ポン助の心配が的中し
国道から自宅に向かう
最後の数キロは
かなり前に1度除雪された痕跡はあるが
すでに道路に20cm以上の積雪があり
先に走ったであろう
他の車のタイヤの痕を辿りながら
埋まらない様に走行した。
そうやって数時間走り
ようやく辿り着いてからの除雪。
その後は冒頭に戻る(笑)
大会は最初から
上位を狙えるレベルでは無いが
ポン助なりに全力で楽しんでいた。
大会コースは滑り慣れたバーンだったが
足元が柔らかく
荒れまくり掘れまくりで
レベルの高い選手達でさえ
転倒やコースアウト者が続出。
全国大会出場を逃し
号泣する選手も見られた。
転ばずに慎重に攻めずに
いつもの無難な滑りをして完走し
上位にかすりもしないポン助(笑)
それでも去年より良い順位で
最後の中体連を終えた。
学校やチームに貢献出来る成績では無く
申し訳ない気持ちもあるが
怪我が無くて本当に良かった。
また陰であれこれ言う部外者や
嫌味を言ったりする外野が居ても
ポン助本人が楽しめたなら
それで良い。
結果ばかり求めて追い詰めて
子供を潰す親にはなりたくは無い。
ポン助にとって
小学校時代に6年間やったサッカーも
中2まで6年間やったアルペンスキーも
好きだけど医師に渋られ
体力的に無理だと言われて
それでも好きでやりたくて
体調管理しながら継続して来た。
試合中に発作を起こしたり
寒暖差で発作を起こしたり
食物アレルギーで蕁麻疹が出たり
その度に医師に叱られたけど
それでも辞めずに継続出来た。
下手なりに技術も習得出来た。
ポン助が楽しいなら
我が家はそれで良かった。
少しでも成長を感じられたなら
周りに何を言われようが
我が家はそれで良かった。
頑張って挑戦すれば
色々理由を並べて何もやらない子より
明らかに「出来る」様になるのだから。
中体連では
小さな頃からいつも一緒に練習して来た
仲の良い先輩が健闘していたので
一生懸命応援していた。
大会は
雪が解けるまでまだまだあるので
最後まで一緒に楽しもう。
とりあえず
道コンも中体連も
大変良く頑張りました。
大会関係者の皆様お疲れ様でした。
全国出場の皆様おめでとうございます。
チーム北海道応援しています♪