「ただいま。もう道がヤバかったよ〜。
除雪でバスが止められて遅くなった。」
「おかえり。ま、昨日よりマシでしょ?」
「確かに。道があるだけマシだ♪」
昨日は暴風雪警報により
また臨時休校になったポン助。
先週末のスキー練習時に
転倒して何回転かして
最後は勢いで運良く立ち上がれたが
その時に捻れる様に
左の側腹部を痛めた。
動けるし内出血も腫れも無いので
骨は大丈夫そうだ。
しかし
アルペンスキーの滑走中の転倒は
生身の人間が車レベルの速さで
クラッシュしてしまうので
大怪我に直結する。
昨年も膝の靭帯を痛めた。
まあ今回は転倒時の状況から
むち打ち症状や
軽度の肉離れや
ちょっと酷い筋肉痛程度だろう。
大会も控えており
ドクターストップになるのは嫌だと
病院には行っていない。
一応大事を取り
今週のナイター練習はお休みしている。
湿布で安静にしていたら
大分良くなって来たので
とりあえず大丈夫そうだ。
「くっそ~ナイター行きてぇぇ―!
いい雪めっちゃ積もってるのに〜!」
「痛みがある間はダメ!」
「あああ〜。ま、気晴らしに勉強すっか。」
「気晴らしかよ(笑)」
今週1週間
学校から帰宅すると
“ナイター行きたい病”の発作と
戦い続けたポン助。
昨日は暴風雪で
学校も休み
スキー場もクローズ
道路の除雪が来なくて
私も主人も出勤出来ず
家族でプチ監禁状態。
自宅周りを家庭用の小型除雪機で
除雪してみても
道路の積雪と吹き溜まりは
50cmを超えていた。
晴れ間が出た時に
除雪した部分と
積雪量がわかる部分の
断面の写真を撮って
ポン助と爆笑していた。
「この程度の視界なら走れるのに〜!」
「もう諦めようぜ。車の走れる道が無い。」
↑手前車側が家庭用除雪機で
除雪した部分。
写真中央の最初の壁が自宅前の道路
奥の壁は道路の向こう側の雪山。
暴風雪はいつもの事だが
自宅前の道路は町道なので
除雪の優先度は1番低い。
国道→道道(道外の県道)→市街地区(通学路)
→僻地の町道
と言った感じだ。
確かに人間も民家も点在する程度で
沿線は廃屋だらけ。
居住者よりエゾ鹿の頭数の方が
明らかに多い(笑)
久々の
道が無い絶望感に
笑うしか無い親子。
巨大除雪車がやって来て
道をこじ開けたのは
日の暮れ始めた夕方頃だった。
私はそのまま欠勤
主人は仕事に出掛けて行った。
まあこんな生活も
何だかんだと楽しんでいるので
後々笑い話になるだろう。
丁度ポン助は
学力テストがあったので
時間を上手く使って
療養がてらテスト範囲を終了していた。
「で、学テはどんな感じ?」
「いい感じ♪ちょいムズ問題もあったけど
全体的に道コンより簡単だったから
高得点勝負かな〜?」
「ま、別に何位でも良いよ。自己ベスト
更新出来たら良いね♪」
「だね。あ〜満点取りてー!!」
「凡ミスしなければ、チャンスは毎回
必ずあるんだよ(笑)」
「そうなんだよな〜。」
「それだけ満点は簡単じゃ無いって事さ。」
「ま、やれるだけやった。頑張ったから
直ぐに次の学年末に向けて動くよ〜ん♪」
「お疲れ様〜。」
5時間授業の時間帯で帰宅後
学力テスト終了の話をして
夕食・入浴の時間以外は
寝るまで机に向かっていた。
腹部の痛みはかなり引いたので
明日は練習に合流する。
大会もあるので忙しくなりそうだ。
しっかり睡眠も取って
体調管理して挑もう。
ポン助の点取り合戦冬の陣。
道コンからの
学力テストと
学年末テスト3連戦。
残すは学年末テストのみ。
学年全範囲
抜けや漏れの無い様に
数少ないスキーの無い日に
集中して仕上げて行こう。
そして
限られた時間の中で
自己ベストを更新し続けよう♪
Fight!!