塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中2・ポン助の本棚

「ボッチャ大会、優勝したよ〜♪」

「おっ!凄いじゃん。やったね!」

 

帰宅するなり

恒例の学校での出来事の

機関銃トーク炸裂。

私はルールは良くわからないが

ボッチャ大会なるものがあり

どうやら優勝したらしく

とても喜んでいた。

 

「あっ!本棚の中が少し変わってる!」

「移動したよ〜」

「あざっす!」

 

先週末から地道に

ポン助の部屋にある

問題集用の

本棚要塞を整理していた。

 

我が家には

リビングにも本棚があり

主に私の愛読書を中心に

ポン助の問題集のストックや

周回を終えた使用済み問題集を

大量に保管している。

 

ある程度増えて来たら

使用済み問題集は

綺麗な物をリサイクルショップに

まとめて持ち込む予定だ。

 

買い取り額の相場は把握しており

そちらより高値が付くレアな物や

市販されていないテキスト等を

フリマアプリで販売したり

中古テキスト専門店に

まとめて買い取って貰っている。

 

ポン助の部屋の本棚は主に

大型の頑丈なスチール製の物と

小型の木製カラーボックス

中型の木製カラーボックス

机に作り付けの本棚に分かれている。

 

机の本棚には

上段に教科書や教科書ワークなど

主に新中3の問題集と学校関連

 

下段手前には英単語帳関連

下段奥には辞書や分厚い参考書。

 

中型の木製カラーボックスには

過去(小学校時代)の模試の問題と結果表

模試毎に大型封筒に入れて立ててある。

その上段には

小さめのテキスト類。

 

後はノートや文房具のストック類。

さらにB4サイズが入る引き出しの

5段レターケースには

学校ワークのコピー原本と

周回分のコピーを保管してある。

現在その引き出しには

ほぼ何も無い。

小さな木製カラーボックスには

寝ながら読んだり聴いたりするテキスト。

教科書CDも聞き流したりしている。

 

大型のスチール本棚最上段には

実技ワークや英検関連

 

メインの高さには

科目別やシリーズ毎に

問題集がずらりと並んでいる。

 

実はすでに使用を終えていて

リビングの本棚に入らず

保管してあるだけのテキストも多い。

新年度の塾テキスト等は

到着したら古いものと入れ替える予定だ。

春期講習テキストと

メインの文房具類は

机の上に置きっ放し。

 

まあ

こんな感じで

比較的薄型の問題集を好んでやっている。

先取りには自力で理解出来る様に

基礎問メインの易しい物。

 

それを同じ物か難易度の同じ物を

何冊か繰り返す。

 

基礎問が定着したら

標準〜応用〜発展と

難易度別に

計測しながら大量演習に入る。

 

基本的にインプットは全て

オンラインで済ませて

学校の授業で復習。

問題集で様々な問題に対応出来る様に

アウトプットしている。

 

気に入った物はコピーで周回したり

参考書型の物はノートにやったり

紙質によっては

書き込んで数冊やっている。

 

その中でポン助は

丸付けしながら

自分がよく間違えるパターンを見付けたり

得点率が低い単元を見付けては

その部分を集中してやっている。

 

通塾している子は

学校のスケジュールの把握や

1日のタスク管理

丸付けや苦手の分析など

基本的に講師がやる事を

ポン助は1人で全てやっている。

 

私が手伝うのは

コピーや本棚の整理

模試の送迎や日常生活のサポート

問題集や文房具の補充程度だろう。

 

「見て見て〜!この前、今年の入試問題で

2年生までの知識で解ける問題を、先生が

まとめてくれたプリントで満点だったよ♪」

「凄いじゃん!」

「めっちゃ面白い問題いっぱいあった!

もっとやりたかった♪」

「これからそんな問題増えてくよ。ま、

楽しんで挑戦して行こ〜ぜぃ♪」

「満点フォー!早く公民やりてー。」

「あはは。教科書ワーク2冊あるから

先取り用と復習用でやっていいよ♪」

「春期講習テキスト終わったらやる!

夜明けるの早くなって来たから、また

朝勉始めるわ〜♪」

「頑張って〜!」

 

帰宅後は今日も

5時間くらい机に向かっていた。

 

「そろそろ寝る準備してよ〜」

「御意!」

 

仲の良い先輩達も

無事に高校に合格したらしく

LINEが来ていた。

ポン助も

自分の事の様に喜んでいた。

 

「本当に嬉しい!良かった〜。でも、

例え誰かが第一志望ダメだったとしても

俺は絶対に馬鹿にしたり笑ったりしない。

ってか、全力で挑戦して頑張った人を

俺も全力で讃えたい。落ち込んでいたら

立ち直るまでずっと寄り添うし側に居る。

俺が居るからって、受かってもダメでも

俺は何も変わらないよって言う。だって

友達なら当たり前だし、自然にそうなる。」

「うん。そうだよね。ポン助も皆に

そうして貰ったもんね。」

「全員じゃねーけど(笑)」

「あはは。ま、明日も楽しい1日になると

良いね。早く寝るんだよ〜。」

「明日はお楽しみ会の司会なんだ〜♪」

「相変わらず好きね。そういうの。」

「やるなら全力で楽しまなきゃ♪」

「頑張って〜。おやすみ。」

 

ウキウキしながら

ポン助就寝。

 

大好きな中学校生活も

あと1年だ。

思いっ切り楽しみながら

羽ばたく準備を進めて行こう。