塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中2修了

「ただいま〜。終わったよ〜!」

「おかえり。お疲れ様。」

「見て見て~!いっぱい持ち帰ったよ。」

 

そう言って

1番先に見せて来たのは

やはり通知表。

 

「ま、現状維持って所かな?」

「だね。ピークが受験シーズンになる様に

また上げて行こう♪」

「了解!あと1年楽しんで行くぜぃ!」

 

ポン助部活無しで帰宅。

ひと通り出す物は全て出して

直ぐに机に向かった。

 

大好物の夕食メニューを

モリモリ食べて

入浴後にはまた勉強タイム。

 

春休みの学習計画は

すでに完成している。

 

スキーシーズンを終えたばかりだが

各種検定や道コンもあるので

再び受験モードに

スイッチが切り替わった様子。

 

「最近よくLINE交換してって言われるさ。」

 

勉強を終えたたポン助が

唐突に話して来た。

 

「どうした?女子?」

「うん。女子も男子も。」

「良かったね♪ま、使い方気を付けて

楽しんだら良いよ。」

「了解!」

 

謎のモテ期の原因は

周りでスマホデビューした後輩達が

嬉しい事に

こんなおかしな先輩ポン助と

繋がりたいと思ってくれたらしく

何人か登録したと言っていた。

 

アルペンスキー少年団を

先日卒団したので

その影響もあるのだろう。

 

最後の大会は

出場するメンバーを見ても

実力的に入賞は厳しそうで

目標は転ばず完走する事だった。

 

しかし受験で卒団した先輩が

合格報告と後輩達の応援に駆け付け

心強かったのだろう。

ポン助は入賞を果たし

賞状や景品も貰えて

とても喜んでいた。

 

昔似たような名言があったが

「記録や実績は上位選手に任せて

ポン助は

自分が思い切り楽しめて

例え1人でもいいから

誰かの記憶に残る選手になれたなら

それで良いんじゃない?」

と話した。

そして

「記憶なら任せて♪」

と言いながら笑っていた。

 

スキーから完全に離れる事は無いので

受験終了後は直ぐに

レジャースキーヤーとして

後輩達の応援等で山に遊びに行くだろう。

 

「コブ滑りてー!」

「考えとく♪」

 

姪にレンタルしていた

私のスキー道具一式も返却されて来たし

春休み中に何処かに滑りに行こうか。

 

各地のスキー場の

営業日程をリサーチしたり

アルペンスキーの全国大会(ジュニオリ)の

応援をしよう。

 

ポン助と私の

ウエア類のクリーニングは

どうやらまだ先になりそうだ(笑)

 

とりあえず

中学2年生お疲れ様でした。

新学年も仲間達と楽しく

全力で満喫して行きましょー!!