塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・大量失点&紛失事件再来

第1回道コンの結果表が

本日到着した。

 

自己採点よりもかなり低く

自分史上最低点に

ショックを受けるポン助。

ここまで低いのは初めてだ。

 

答案のコピーを見ると

当日消しゴムを忘れた為

シャープペンに付属の

劣化した硬い消しゴムで無理矢理消して

消えずに伸びて黒くなった解答欄に

上から書き直した所がとても見づらく

2重に見えたりしていた為

全科目その状態の解答は

問答無用で全て✕になっており

これはどうしようも無い(笑)

 

いつもより自己採点も低めだったが

そこから更に40〜50点以上も低くなり

何とか全科目平均点は超えていたが

壊滅的な状態になっていた。

 

まあ

受験本番では無くて良かった。

自分で撒いた種なので

しっかり反省して次に向かおう。

本当に解らなかった問題や

綺麗に書けていて✕だった問題を中心に

きちんと解き直しをする事にした。

 

後は気持ちを切り替えて

2度と同じ失敗をしない様にと

肝に銘じておこう。

 

今回の結果を知った時に

ポン助を執拗に馬鹿にする事を

生き甲斐にしている子に

まるで天下を取ったかの如く

あの時の地獄の日々の様に

再び揶揄され見下される事だろう。

 

まあそれも仕方の無い事。

好きな様に言わせておけば良い。

失敗したのは紛れもない事実。

結果が全てとして見れば

ポン助に実力など何も無いのだから。

 

人の失敗を笑い

人の失敗をネタにし馬鹿にする。

人の挑戦を無謀だと批判して嘲笑い

そもそものレベルが低いのに

上ばかり見るから失敗するのだと

最初からダメだと思っていたと

だから落ちるんだと

優越感に満ち溢れた笑顔で言い放つ。

 

その状況を目の前で見て聞いて

どれだけの仲間達から

全ての信頼を失ったか

自覚せざるを得ない事実を突き付けられても

未だに気付いていないのならば

これからも変わる事は無いのだろう。

 

また何を言われても

相手にせず黙っている様に話した。

 

大丈夫。

ポン助には

お互いの頑張りを称え合える

沢山の素敵な仲間達が居る。

一緒の高校に行きたいと

高校が違っても同じ街に出たいと

言ってくれる仲間達が居る。

それだけで頑張れるから。

 

 

「また隠された…。」

「他の物も無くなったり、続く様なら

先生に相談するんだよ。」

「うん。態度で大体誰かわかるけどね。」

 

3年生初の紛失物。

学校のポン助の机の中から消えた

毎日使う下敷きが見つからない。

全ての教科書やノート

資料集や置きBOXまで探したが

どこにも無いらしい。

 

毎年この水面下の嫌がらせは

継続されて来た。

最初は授業で使うプリント類が

次から次へと消え始めた。

整理整頓の得意なポン助が

科目別に完璧に管理していた

テストに出るよと言われたプリントを

全て紛失する筈が無い。

しかし見事に消えていた。

 

大きな物はペンケース。

教室で丸ごと消えて

流石にこの時は学校に相談。

担任の先生と遅くまで一緒に探し

明らかに故意に隠されたであろう

ありえない場所から発見された。

 

先生が全て把握する事態となり

隠した相手も慌てたのか

熱りが冷めるまでは

暫く何も無かった。

 

しかし

新学年になり再び

ポン助の私物が消え始めた。

一連の紛失騒ぎは

おそらく同一人物だろう。

 

ポン助はいつも

皆でワイワイしながら

体育館などで遊ぶので

それに属さず単独行動する子ならば

ポン助の物を隠すチャンスは沢山ある。

先生も言っていたが

席が近ければ尚更だ。

 

早速やられたが

また今年も授業に使用する物が

続けて失くならない様に

気を付けて行かねばならない。

受験生は追い込みでピリピリして来るが

すでにもうその状態かも知れない。

何かに当たり散らして発散する子も

少なからず出て来るだろう。

少し昔に

受験生がいきなり教室で

同級生を切り付ける殺人事件があったので

ポン助には

細心の注意を払う様に話した。

“お前さえ居なければ”

と思っている相手が

確実に存在するからだ。

 

良くない事続きだが

気を付けて下を向かず

前向きに行こう。