塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

危機感

最近は

身近な所で

驚く様な事が次々起こり

気持ちを少し落ち着かせていた。

 

それは

この田舎の我が家から見れば

明らかに“都会”と思える地域

買い物や通院や模試などで

いつも通っていた地域で起きた。

 

これからの季節

野生のハマナスが咲き乱れる

夕陽の美しい海岸線

 

太古の地層が露出した

恐竜達の生きた時代の岩を削り

激しくうねりながら大平原に流れ出し

悠然と流れる北の大河

 

楽しみや癒しを求めて

多くの人が足を運ぶ地域で

あんな事が起きるなんて

本当に驚いていた。

 

ポン助にとっても

かなり衝撃的な事件だった様子。

 

ポン助も含め田舎の子は特に

家族や地域など

周りに守られてのんびり育つので

素直な子が多く

人の怖さや

心の闇の深さ

凶悪さを知らないまま

自分の想像の遥か上を行く様な

恐ろしい事件に巻き込まれる事がある。

 

こんな田舎でも

心に深い傷や闇を持ち

生きている人は沢山居るのだ。

 

そしてその結果

自分の知らない所で

妬まれたり恨まれたり

“まさかそんな事で!?”と言う様な

他愛も無い事や

身に覚えの無い事で

トラブルに巻き込まれたりする。

 

結局何処に住んでいようが

自分の身は自分で

守らねばならない。

 

スキーや部活など

陽キャで校外の交流範囲の広いポン助。

新年度は必ず

新しくスマホを持った後輩や仲間達から

連絡先を交換して欲しいと

何件も依頼が来ていた。

 

主人からも

今一度

SNSでの人との関わり方について

慎重になる様にと言われていた。

 

目の届くうちは良いが

これから手を離れたら

更に心配になるので

しっかり危機感を持って行こう。