塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

オープンスクール

本日

私立高校のオープンスクールに参加した。

午後からだったので

余裕を持って到着。


キャンパスツアーで

校内を見学。

担当教諭の方の

詳しく楽しい案内に聞き入り

さすが私立と思わせる様な

素晴らしい校舎や

数々の最新設備に

ポン助と感心しながら眺めて歩いた。


校内を見学した後は

説明会に参加して

校長先生や担当教諭より

行事やカリキュラム

入試関連等について

様々なお話を頂き

ポン助と興味深く聞き入っていた。


最後に

抽選で当選した寮見学。

バスでの移動中も

密集している住宅街や

流通センター

高層マンション地帯等

自宅周辺とは明らかに異なる

大都会の景色を眺めて

バスの窓に貼り付かんばかりで

静かに興奮しているポン助(笑)


まあ

知り合いなど

誰も居ないだろうと思い

のんびりしていたが

寮見学バスの中に

まさかの地元アルペンスキー仲間で

隣町の先輩親子が参加していた。

学校と所属チームは違えど

冬は同じスキー場で練習しているので

とても仲良しだ。



久々に会えて

嬉しそうに話していたポン助。

寮見学も先輩と同じ班になり

寮生の方々の説明会&質問タイム

寮内見学ツアー等

楽しい時間を過ごした。



寮は完全個室で

トイレやIHキッチン&シンク等

一人暮らしの練習が

十分に可能な部屋となっていた。


ポン助は

本日の私立高校に

かなり心を鷲掴みにされた様子で

オープンで社交的な性格にも

合っているのではないかと

私も感じながら見学していた。

もしかすると

公立高校では無く

私立高校が

第一志望になる可能性が浮上。


寮見学を終えて

再びバスで学校まで戻り解散。

ポン助は自分のスマホで

外観等の写真を撮りまくり

大満足して帰路に着いた。


今日の学校は

結構昔だが

私の父方の又従姉弟が通っており

1人はそのまま系列の大学に進学

もう1人は確か京大に進学したので

親経由で話には色々と聞いていた。


中学受験の時に

合格圏内だったので

受験候補に入れたかった学校だが

中学生の寮が無く

諦めた経緯がある。


そのため高校から寮のある学校は

全て見学に行きたい。

そして最終的には

先立つ物と相談しながら(笑)

ポン助の意志を尊重したいと思う。


往復5時間超の長い道程も

大変だと感じない位に

楽しめた1日だった。


日もとっぷり暮れて

最後の峠を越えた。


キタキツネやエゾタヌキ

エゾ鹿の飛び出しを交わし

カーブのキツい山岳路から

直線の多い森林地帯に入ると

山道に時折明るい街灯があり

その下に集まる昆虫達。


「うおっ!いっぱい居る!停めて!」

「どこから熊出て来るかわかんないよ!

熊よけの鈴も持って来ていないから怖い!」

「直ぐ捕まえるから!お願い!」

「川から高さのある長い橋の上限定ね。

そこなら街灯も明るいし

熊も簡単に上れないから。」


そしてヒグマ多発地域の

原始林地帯の橋の上で

勇者ポン助降車。


すでに肉眼でも数匹

のそのそと動き回る

黒い大型の昆虫達が見えていた。

「早く!早く〜!」

私は怖すぎて

橋の両方向からヒグマが現れたら

ポン助が乗車した瞬間に

アクセル全開で逃走出来る様に

スタンバイしながら

周囲を警戒した。


すると…後方の草むらが

ガサガサと揺れて

明らかに野生動物であろう

こちらを見据える目が光った。

ヤバい…ロックオンされてる。

(やめて!出てこないで!怖い!)


そして出て来たのは…

大型のキタキツネ。

「あ〜良かった〜!」

思わず力が抜けた。


ポン助は厳選して

1番大きな雄と雌を素手で捕獲。


虫カゴも無かったので

とりあえず空袋に入れて

自宅まで連れて来た。


無事に自宅に到着し

ポン助は直ぐに

2匹を玄関の小さな虫カゴに入れて

慣れた手付きで

大型の虫カゴの準備をした。

毎年の事なので

飼育グッズは全て揃っている。


数年かけて

卵から成虫まで飼育した事もある。


今年もやって来た

ポン助の夏の相棒。


一緒に紅茶は飲めないが

話し相手くらいにはなるだろう♪


お疲れ様

おやすみ。