塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・マニア気質

「あれ?この前の数検の問題に解答なんて

あったの?」

 

リビングのテーブルの上に

先週受検した数検3級の問題用紙と

手書きの模範解答が一緒に置かれていた。

 

「これ?違う違う。休み前に数学の先生に

数検受けましたって報告したら、問題

見たいから持って来てって言われたんだ。

で、終業式の日に先生の模範解答付きで

返却されて来た。」

「へ〜そうなんだ。良かったね♪」

「出題傾向とか聞かれて、二次の問題が

面白かったって言ったら先生に貸してって。

だから貸してたんだ♪先生には簡単過ぎた

みたいだけどね~」

「あはは。だろうね。」

 

そんな事があったとは知らなかった。

 

担任の先生との

個人懇談でも言っていたが

教科担任達も皆

ポン助に対しては

学習に対する意欲や積極性が

とても高く感心しているとの事。

 

幼い頃から

「なんで?」「どうして?」

と疑問に思ったら

とことん私に聞いて来た。

 

私は教育者でもなければ

高学歴でもない高卒の母なので

知らない事はネット等で必死に調べて

可能な限り全て答えた。

 

好奇心モンスターポン助は

こども百科事典や学習マンガ

各種資料集を買い与えたり

勉強用タブレットを手にしてからは

全て自分で調べている。

 

逆に今では

まるで講義やプレゼンかの如く

調べた事や自分の解釈について

私に説明してくれる。

 

これを私は

『見て見て攻撃』

『聞いて聞いて攻撃』

などと言っている。

 

最近は

地球46億年の歴史について

何日かに分けて

私は説明を受けていた(笑)

 

確かに私も仕事はしているし

やるべき家事もたくさんある。

でも

可能な範囲で

『今聞いて欲しい』

ポン助の欲求は満たして来た。

 

まあ

さすがに

トイレ中のドアの前で

話し始める時には

「待て待て。出てから聞かせて〜」

と待たせるが(笑)

 

それでも

ポン助の熱が冷めないうちに

なるべく早く『聞く』様に

心懸けて来た。

 

しかし

あと少ししたら

親元を離れる可能性大なので

聞き役が不在になれば

独り言でブツブツ言いながら

頭の中の整理をするのだろう。

 

万が一

素敵なパートナーが出来たとしても

この強烈なマニア気質を

果たして理解して

受け入れて貰えるのだろうか?

話を聞いて欲しい女子とは

絶対に合わないので

どちらかと言えば物静かで

自分から話すのが

苦手な子の方が

上手く行くのかも知れない。

それとも逆に

同じタイプの

強烈なクセ強女子で

お笑いコンビの様な

言葉の豪速球キャッチボールの方が

面白いかな?

 

いや…

それはそれで

恐怖でしかないか。

 

15年間

同じメンバーで過ごして来たので

都会に出たら

出逢いも盛り沢山で

コミュ力MAXなポン助だけに

一気に世界が広がるだろう。

模試仲間達との

嬉しい再会もあるかも知れない。

同じ夢を見据えた

新たなライバルや戦友

素敵な子との

運命の出逢いもあるかも知れない。

 

その新しい学び舎を決めるべく

夏休み中に

親子で出掛ける予定だ。

 

「また地下鉄乗れるの?やったー!」

路面電車にするかも。どっちが良い?」

「どっちでもいい!両方でもいい!」

 

また

撮り鉄と化し

写真を撮りまくるだろうが

まあ

それも楽しみの1つ。

 

夜明けと共に早起きして

真夏の北の大地を

元気に駆け抜けて行こう♪