塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

自分らしく

節足動物門 軟甲網

ハマダンゴムシ 絶滅危惧Ⅱ種だって〜!

そこら辺に普通に居るのにさ

絶滅危惧種ってオモロ♪

でも確かに

ワラジムシの方が

圧倒的に多いもんな。

ワラジムシと足の数は同じ

でも足が速いのはワラジムシ

足が遅いのはダンゴムシ

体が柔らかいのはワラジムシ

体が硬いのはダンゴムシ

ツヤが無いのがワラジムシ

ツヤツヤしてるのがダンゴムシ

危機を察知したら

逃げるのがワラジムシ

丸まるのがダンゴムシ

「え〜何それ?理科の宿題?」

「違うよ。久々に今日見たから

調べてたんだ♪」

 

勉強の休憩時間に

唐突に

ワラジムシとダンゴムシを比較して

楽しそうにしていたポン助。

 

小さな頃から

知らない生き物に遭遇したり

気になる事があれば

直ぐに図鑑で調べる子だったが

こども図鑑はもう

全巻従弟にあげたので

現在スマホタブレット

専らの相棒らしい。

そして最近は何故か

広辞苑を欲しがっているので

自分のお小遣いを貯めて

買いなさいと言った。

 

私も広辞苑

若い頃使用していたが

結婚前に大量の本を

リサイクルショップに

引き取って貰ったので

昔の本はもう

本当にお気に入りの物や

売れない程になるまで使い込み

仕事でフルに活用した物しか

手元に残っていない。

 

まあ

昨冬の様に

ポン助の理科の宿題で

私のマニアックな愛読書

「2000年有珠山噴火」の本が

思いがけず役に立った事もあった。

 

ポン助の好奇心を

満たしてくれるツールは

一つでも沢山ある方が良い。

もしかしたら

今年のクリスマスプレゼントは

広辞苑なんて事もあり得る(笑)

 

そう言えば

昨日参観日の後に

担任の先生と

個人面談をした。

 

ポン助の志望校に関して

幾つか報告等があり

事前に申し込んでいた。

 

本題も終わり

1学期のポン助について伺うと

学校生活や学習面については

全く問題無いとの事で安心した。

特に1学期は体育祭もあり

行事も多くとても忙しい中で

生徒会活動と部活とテスト勉強と英検

全ての両立を自ら積極的にこなし

英検3級合格を果たした事も

大きく評価されているらしい。

 

当日の参観日の授業態度も

視察で入っていた先生から見て

グループワークでの積極性や

苦手そうな子が話しやすい雰囲気で

意見を引き出したり

あまり参加出来ていない子に

自然に話し掛けたりなど

自分のグループ以外にも

クラス全員の状況を

全て見渡し把握して動いており

本当に素晴らしいとの事。

 

英検3級の結果が

学校に届いた時にも

英語の先生が担任に

ポン助の英検のスコアを見せて

とても褒めて下さったとの事。

 

あまりにも褒められ恐縮なので

その英検受検終了後に

全力で虫を追い掛けていた話をすると

先生は爆笑していた。

 

逆に我が家としては

勉強もろくに教えられない様な

低能で無知な親なので

先生達のサポートのお陰で

頑張れたと思っている。

ポン助が

「学校や授業や部活が

毎日全て楽しくてたまらない。

1日も休みたくない。」

いつも言っていると話すと

先生は嬉しそうに笑っていた。

 

何だかんだと

皆と楽しくやって居るなら

それで良い。

 

 

「僕は必要とされる人間になりたい。」

 

自ら意識して行動していれば

見る人はちゃんと

見てくれているのだと感じた。

 

そうやって

成長して行けば良い。

 

誰に何を言われようとも

全力で明るく楽しく

これからも

ポン助らしくやって行こう。