塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中2・雪男始動

「あああ〜解けないでくれ〜!」

 

今週末は

勉強時間の息抜きに

料理をしてみたり

初滑りの為に

使用予定のスキー板に

ホットワックスをかけていたポン助。

気温が高く

激しい雨が打ち付ける窓から

昨日は外を眺めて叫んでいた。

 

地元のスキー場のオープンは

まだ先なので

本日は指導者が早朝から

遠方の大きなスキー場に

連れて行って下さった。

 

留守番の私はのんびり家事をして

他の板のメンテナンスを行ったり

道具のチェックをしていた。

 

ONLINE冬期講習のテキストが

本日到着したので

私は直ぐにコピー開始。

ポン助はいつも

冬期講習配信前に

テキストの予習を全て終わらせるので

帰宅前に全科目コピーを取り

復習用に5周分作成した。

 

これからスキー練習の合間に

時間を上手く調整しながら

一コマずつ受講を進めて

中2の総復習と行こうか。

 

まあ

スキーで忙しくなると言っても

冬休み中は

通常学校に行っている時間帯が

全て練習時間になるだけで

帰宅後は

部活無しの日のスケジュールと同じく

夜に勉強時間が取れる。

 

いつもは

朝から勉強している休日や

午前部活で午後から勉強する土曜日は

冬期間は殆ど全て

スキー練習日となる為

勉強時間が奪われてしまう感覚になる。

 

しかし

練習が終日オフの日や

悪天候でスキー場クローズの日に

平日だろうが休日だろうが

朝から集中して勉強時間が取れるので

冬期間の全日程で

「忙しくて1日も勉強時間が取れない」

と言う日は存在しない。

 

ましてや我が家では

小学校時代のサッカーや

スキーを始める時に

「学校の勉強が出来なくなったり

成績が下がれば両立は無理と判断して

学校以外の活動は全て辞めるからね。」

と話してある。

 

体力が無いのに

無理する必要は全く無いので

「サッカーで疲れたから勉強出来ない」

「スキーで疲れたから宿題出来ない」

等とポン助が口にしたら

即終了させる気でやらせて来た。

そして現在に至るまで

上記の言葉は

ポン助から1度も聞いた事は無い。

 

ただし

例外としては体調不良時のみ

全て休んでしっかり治す様にしており

ゲームが出来る体調なら

同じ様に勉強も出来るとみなす。

 

基本的にポン助がゲームをするのは

土日の勉強終了後の1時間のみ。

 

テスト前の週末等は

勉強を優先させて翌週に振替えて

テスト終了後に時間を追加して

友達とゲームを楽しんだりしている。

 

中3からは受験生なので

ゲーム時間は無しにする予定だ。

これに関しては各家庭や塾の方針で

様々なスタイルがあるだろう。

小6の1年間我慢出来たのに

中3になって我慢出来なければ

あの頃の自分に笑われてしまう。

 

「ただいま〜!めっちゃ楽しかった―!!」

「おかえり。良かったね♪」

「皆元気だったよ♪」

 

スキーから帰宅するなり

相変わらずの機関銃トーク炸裂。

片付けながらひと通り話して

満足して直ぐに机に向かう。

 

「あっ!冬期講習テキスト届いたー!

もうやっていい?」

「まずは同封されてある説明や

スケジュール確認してからね。

とりあえず5周分コピーしたよ。」

「了解。あざーっす♪これからなら

寝るまで4時間くらい出来るかな?」

「疲れて睡魔来たら切り上げなよ〜。」

「OK〜♪」

 

早速新しいテキストを確認して

嬉々としながらやっていた。

 

「次の模試や道コンくらいから、そろそろ

ガチで上げて行きたいんだよね~♪」

「そっか。目標どこら辺?」

「とりあえず自己ベスト更新したいから、

小6の発展編の自分超えたいな♪」

「スタート遅れてた英語上がって来たから

このまま5科目揃えたら狙えるかもね。

ま、頑張って〜♪」

 

さらっと言っているが

小6発展編の時の自分を超えるには

中2の現在

何点取らねばならないのか?

もはや母はさっぱりわからん領域…

果たしてどこまで行けるやら(笑)

 

 

初滑りを終えて

アドレナリン全開で

勉強のギアも一気に上げた様子。

 

 

雪男ポン助よ

このまま楽しい負荷をかけて

寒い冬を一気に乗り切ろうか♪