塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・数学準備

「数検3級早く受けたいな〜。」

「行事と被りまくりだから待って。」

「3級と準2級、連月受験とかどう?」

「やりたいならそれでも良いよ。」

「やった!準2級のテキスト頼みます!」

「白チャートあるから、それやって過去問でも

良いんじゃない?専用ノートもあるし

一緒に使うと良いよ。」

「分厚い?」

「解答冊子抜いてごらん。薄くなるから。」

「あっ、本当だ♪これならイケる!」

「中学内容終わったら、ⅠAとⅡBは先取り

終わらせておこうと思ってたから、丁度良い

タイミングだったね♪ま、頑張って〜。」

「うほ〜!これめっちゃ面白そう♫」

 

いきなり食い付く数学男子。

新しいオモチャを買って貰った幼児の如く

一心不乱に解き始めた。

 

さあ

好きなだけやるがいい。

 

今までは数検の学習の

補助的に使用していただけだが

本格的に先取りに入る。

1周目は専用ノートを使用して

例題を中心にさらって行く。

2周目は知識の定着の確認をしながら

ひたすら演習を重ねて行く。

それ以降はスピードと難易度を上げながら

発展問題にも挑戦して行く。

 

中学内容をひと通り終えたら

高校進学後を見据えて行かねば

スタートから出遅れてしまう。

 

とりわけ公立高校は

授業の進度の差がかなりあるらしい。

そして

ポン助が視野に入れている高校は

公立も私立も

全て先取り型のハイペースだ。

 

大多数の子は中学のうちに

英検・漢検・数検などで

高校内容まで取得済だったり

公文や塾で早いうちから

高校レベルまで先取りを終えて

その全ては中学の勉強と並行して

余裕を持って高校受験を突破し

進学校」と呼ばれる校舎の中で

更に切磋琢磨しているのだ。

 

従って

入学後の最初のテストで

大きく出遅れてしまうと

ずっと底辺を彷徨う現実が待っている。

 

いきなり高1高2内容の

同時進行から始まり

その難易度に中学時代の秀才達が

足元から崩れ落ちる程

強烈に打ちのめされる学校

 

ガチガチのカリキュラムに沿って

最初から膨大な演習量を課せられ

スローペースの子はキャパオーバー級の

大量の宿題や提出課題に追われる学校

 

学生達の情報収集だけでも

気が抜けない事がよくわかる。

 

進学校それぞれに特色はあるが

どこも確実なのは

特に数学の進度が

私立中高一貫校の倍の速さで進む為

中学時代の勉強のやり方のままでは

最初から通用しないと言う事。

 

言うならば

このぬるま湯に浸かりっぱなしの

全ての目が行き届く環境から

いきなり熱湯が煮え滾る巨大な釜に

自ら飛び込む様なものだ。

 

良い感じに茹で上がるか

茹で過ぎてふやけて

溶けて消えて行くかは自分次第。

 

ポン助の場合

数学に関しては

前半は

高校受験勉強7:高校先取り3

後半は6:4

このバランスで進めて行く。

 

他の科目は

模試の偏差値の推移や

学力テストや定期テストの得点を見ながら

先取りのバランスを見極めて行こう♪