塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・やらない選択

「夏期講習どうする?」

「やらない。全科目先取り終わってるし

苦手は無いから大丈夫。大量演習に入るよ。

完璧にわかってる科目に、コマ数消化する

時間かけるの勿体無いから演習やりたい。」

「了解〜」

「季節講習に、道コン自宅受験料金も全部

含まれてるから、いつも2重に支払いして

無駄になってるよね?俺、会場受験だし。」

「うん。ポン助はオンライン生だから、

会場受験に変更とか出来なくて、個人で

会場受験申し込んで受験してる。受験料は

いつも自宅受験と会場受験両方払ってて、

重複しても返金されないからね〜。じゃ、

今回は夏期講習無しで道コン会場受験のみで

行きますか〜♪」

「それでお願いします!俺は浮いた分で

過去問買った方が良いかな?」

「OKだよ~。分野別は3年分揃ってる。

後は姪の受験の時集めた古い過去問あるし、

最新版買ったら年数繋がって10年分とか

揃うから良いんじゃない?」

「うん。充分だよ〜♪」

 

オンライン夏期講習の

1コマ60分の授業動画は

中学内容の先取りを終えたポン助には

どうやら不要らしい。

 

苦手な科目や

不安な単元は特に無く

期末テスト後は

基礎が固まった状態から

標準・応用・発展まで

全ての出題に対応出来る様に

自分で仕上げたいとの事。

 

その為

夏期講習の受講をしてしまうと

指定された授業動画の受講や

次の授業までの

テキストの膨大な宿題に追われて

自分のやりたい内容の勉強時間が

大量に奪われてしまう。

 

さらに英検2次対策や

数検対策も入れており

少年の主張大会の原稿暗記や

発表の練習もある。

さらに英検や数検の勉強

即ち高校内容の先取りも

確実に進めたい。

 

やりたい事が盛り沢山なので

優先順位を考慮し

ポン助が不要と言う学習を排除し

優先事項にしっかりと取り組める様な

時間の使い方をする事にした。

 

ポン助の部活は引退だが

勝ち上がった友達が

次の大会に出場するので

練習相手になって欲しいと

友達と顧問から頼まれているらしく

夏休み前半までは

気分転換がてら

部活に顔を出すとの事。

 

自分のやりたい様にやれば良い。

この町を出る予定ならば

後悔の無い様に

仲間達との楽しい思い出も

沢山作れば良い。

 

『夏は受験の天王山』

などと常に言われるが

それは

受験勉強のやり方がわからない子や

今まであまりやって来なかった子

苦手を克服しなければならない子

3学期までの内容を先取りしたい子が

部活引退後のタイミングで

夏期講習などを利用して

本腰を入れて勉強を始めるからだろう。

 

しかし

全て終えているならば

特に焦る必要など無い。

 

ポン助の場合

普段と何ら変わらず

夏休みもいつもの休日ver.と

同じ時間帯で勉強するので

拘束時間のとても長い

夏期講習を追加する必要は無いのだ。

 

夏休み中予定しているのは

都会の学校説明会2校と

道コン受験のみ。

 

以前

オンライン塾で斡旋していた

受験勉強用の演習テキストは

全科目購入してあるので

そちらと市販の過去問を使用して

大量演習に入る。

 

シンプルに

ただこれだけ。

 

あれこれ手は広げない。

 

賛否両論あるだろうが

これがポン助と我が家の選択。

 

ただでさえ忙しいのに

自分でさらに忙しくして

全て中途半端に終わるのだけは

絶対に避けなければならない。

 

必要性を感じなければ

夏期講習は受講しなくても良い。

 

その必要が無いと

きっぱりと言い切れる程

今までやって来た自負があれば

不安になど

なるはずも無いのだから。

 

後は

自分を信じて

進んで行くだけ。

 

やる事は

ただそれだけ。

 

大量課金しなくとも

戦えると言うのならば

後は信じて

応援するだけだ。

 

思い切り笑いながら

仲間達と一緒に

大いに青春を謳歌しながら

3年前の悔しさと絶望を糧に

全て塗り替えて行こう。

 

ポン助が見据えているのは

ずっと先の未来。 

 

全てに恵まれて

地に大樹の如く太くどっしりと根を張り

朗らかな笑顔を絶やさずに

多くの夢を叶えて生きる自分。

 

雨風台風に晒されても

キツネや鹿や熊に踏まれても

毎年仲間を増やしながら咲き続ける

野に咲く野生の花の如く

しなやかに力強く生きよう。

 

一緒に歩みたいと思ってくれる

数え切れない程の人達が

増え続ける花の様に

皆ポン助の周りに集まる。

時にぶつかり

時に背を押し

時に絡まりながらも

常に励まし寄り添ってくれる。

 

そしてそれが全て

ポン助の財産となるだろう。

 

やりたい様にやれば良い。

 

中3の夏は

始まったばかりだ。