塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助。進学塾も高校も無い町で、夢に向かって邁進中。中受残念組だろうが検定に落ちようが「僕は挑戦を止めない。」それでいい。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

中3・第2回道コン結果&思う事

本日無事に

第2回道コン結果表が到着した。

予想通りの結果に

苦笑いをしていたポン助。

 

「あちゃ〜。もうちょい取りたいよな〜」

「あの状況にしては頑張ったしょ?」

「まぁ…目標は超えてるけどさ〜。次は

もっと余裕持てる様にやるよ。でも5%枠

入ったのはめっちゃ嬉しいよ!!」

「やったね!このまま頑張って〜♪」

「うん。第一志望どうすっかな〜」

「冬までの伸び見てからで良いんじゃない?」

「まあね。ある程度絞れて来たかな?」

「私立の方は早めに動くからね〜。」

「了解!」

 

今回の状況でも

第一志望者内順位

激戦の学区外5%枠に入っていた。

(定員320人中:学区外合格枠16人以内)

 

道内公立TOP4校の

お気に入りのその1校にするのか

はたまた

中学生の寮があれば

中学受験で射程圏内だった

私立2校のどちらかにするかは

まだ未定だ。

公立の1校と

私立の2校が

ポン助にとっては同じくらい魅力的で

第一志望を決めあぐねている。

 

庶民の我が家には

私立の入学金や学費はかなり高額だが

逆に庶民だけに

使える制度が色々とあり

さらにポン助の頑張りも加味されれば

私立高校で学校の寮に入るのと

公立高校で民間の学生会館に入るのと

実は費用面ではあまり変わらない。

 

使える制度や学校別の入試システムなど

受験予定校については

早くからポン助と直接足を運び

全て自分の目で見て来た。

 

後はもう

本人がどの高校で学びたいか

それに任せようと思っている。

 

 

ポン助の志望校については

以前からも

あちこちで予想されたりしており

上手い話の流れから

「それとなく自然に」

探りを入れられる度に

まだ決まっていないと

正直に言っている。

 

しかし

その場では

「そうなんだ」で終わっても

近い身内に根掘り葉掘り質問したり

夏休みや休日に

学校説明会に行ったなど

何か「ヒント」を掴む度に

自称情報通の皆さんに

やたら拡散されたりする。

 

人の子の進学先が

そんなに気になるのだろうか?

 

「よそはよそ、うちはうち。」

 

自分の子が幼い頃

いつも言っていたはずだ。

 

そんな事全て忘れて

よその子の進学先を詮索しては

我が子と比較して家で話題にしたり

上位校を目指す子を褒め称えて

我が子の頑張りを

ちゃんと見ていなかったり

知らず知らずのうちに傷付けていたり

プレッシャーを与えている事もある。

それで我が子が潰れたり

病んでしまっては本末転倒だろう。

 

我が子としっかり向き合い

進路選択の不安に寄り添い

志望校について一緒に調べたり

必要な時にサポートをして

付かず離れず

伴走してあげる方が

子供は全力で

頑張れるのではないかと思う。

 

こんな話を

家の外で誰かに話せば

中学受験の我が子の頑張りを

不合格で終わらせた素人庶民が

何を偉そうに語るのかと

また蔑まれて

親子共々笑われるのだろう。

いや

それは多分

あの日から今までもずっとだ。

 

何も語らず目立たず居ても

学校などで会う人ならば

私やポン助を見る目線で

どう思われているかは

大抵感じる事が出来る。

 

それでもいい。

そんなのはもう

どうでもいいんだ。

 

私達は完璧な親では無く

ポン助も完璧な子供では無い。

体も弱くて出来ない事も沢山あるが

『心』だけは健康で

『自己肯定感』は最強だ。

 

それさえあれば

どんな困難や逆境や

そびえ立つ壁でさえ

笑顔で乗り越えて行ける。

 

それだけで

全て乗り越えて来た。

 

きっとこれからも

そのまま走り続けて行く。

 

まだ助走期間だけど

そのうちトップスピードから

全力で翔び立つのだろう。

 

『その日まで』は

一緒に走り続ける。

 

そして

『その日から』は

心で支え続ける。

 

親はただ

それだけでいいのだと

最近はそんな風に思っている。