「ただいま〜!結構雪降ったね。」
「そうそう。ナイター良い感じだわ♪
あ、結果来たから見ておきなよ〜。」
「ゲッ!あと1問じゃねーか!あ”ー!」
「あはは。またやらかしてんの?」
「やっちまった!これダメなのかぁ〜。
行けると思ったんだけどな〜。」
「何回も復習するんだよ。」
「勿論!くそー!ま、今の実力だ。仕方無い。
今後の課題が沢山見つかったって事で♪」
「いーね♪前向きで行こうゼぃ!」
先日の塾模試の結果が到着。
しかし
思っていたよりもポロポロ失点しており
正解したと思っていた記述で
少しずつ減点があった。
上位クラス認定点には
あと1問程度の数点不足にて
残念ながら認定ならず(笑)
ま
遠いので
入塾する予定も無く
現在の力試しと言った所なので
さほど落ち込む事は無い。
それよりもポン助は
自分が正解したと思っていた
記述の減点箇所を
念入りにチェックして
正答に足りなかった物を確認し
猛烈に復習していた。
ネット等では
公立高校入試の
合格最低点予想が出ていたので
印刷して眺めていた。
「見せて見せて〜♪」
即食い付くポン助。
自分の受験候補の学校の
ランク毎の点数を確認していた。
「何処に出るにも学区外だからな〜
この表よりも、取れるだけ取らないと
安心は出来ないよね。」
「そうだね。」
「って事はさ、常に満点狙える様に上げて
行けば、射程圏内の学校が増えるんだ♪」
「そんなに簡単じゃ無いけどね(笑)」
「後はやれる事全部やるだけだ!」
「そうそう。頑張れ〜!あ、Excelで作った
受験までのカウントダウン表あるけど要る?
昔のやつ現行版にアレンジしてさ。」
「要る!お願いします!」
「OK。コピーしとくから自由に使ってね♪」
「あざっす!」
忙しい主人と凡人の私は
勉強は教えられないので
それ以外で手伝える事のみ。
中学受験の時もそうだった。
全て決めたのはポン助で
親は可能な範囲でサポートしただけ。
次の高校受験は
精神的にも大人になり
完全に自走しているので
親が何も言わずとも全て
自己管理している。
ポン助の口からは
「先生の教え方が悪いからわからない」
「授業がつまらないから眠くなる」
「教科書通りにやってくれないから
何やってるかわかんない」
「違う先生だったらもっと点数取れるのに」
「先生の声が嫌で頭に入らない」
「嫌いな科目あるから学校行きたくない」
「行事楽しくないから休む」
など
上記の様な話は
一切聞いた事が無い。
学校が本当に楽しくて楽しくて
体調不良になり休む時には
本当にがっかりしている。
対象的に
同じ学校に通っていても
上記の様に
親が心配してしまう様な
マイナスな事ばかり言う子も居るだろう。
テストで思う様な点数が取れなければ
全て「学校や先生や誰かのせい」にして
常に人の神経を逆撫でする言動ばかりで
自分の努力不足を認めず
自分からは何も動こうとしない子。
明らかに自分に非があろうとも
親を信用させ被害者になり済ましたりする。
本人の性格もあるだろうが
そういう子は大抵高確率で
自分より学力の低い子を
常に馬鹿にして見下し
クラス全員に嫌われていても気にせず
全ての優劣は学力で決まると信じている。
自分と同等や学力の高い子の評判や人望を
どうやって引きずり落としてやろうかと
日々粗探ししながら考えている。
そんな子は明らかに
誰が見ても「負」のオーラを纏っており
マイナス発言や人の悪口不平不満ばかりで
一緒に居ても気持ちが暗くなる。
従って自然と周りには
誰も居なくなるのだ。
「♪あ〜あ〜〜⤴果てしない〜
夢を追い〜続け〜え〜えええ〜♪」
新旧問わず10曲くらい
お風呂で熱唱しているポン助。
そこに負の感情は存在しない(笑)
「きっと俺、呪霊生み出せないわ。だって
そんな感情になんねーもん♪」
「いや、そんなもん生み出さんでくれ。
ってか、生まれないわ!」
ポン助よ…
完全真性の「陽キャ」で良かった♬
大雪原の中のポツンと一軒家。
四方に民家は存在せず
近所迷惑と言う言葉は無縁だ。
好きなだけ歌うがいい。
そして
誰かが呪霊を生み出したなら祓えば良い。
誰かが鬼を生み出したなら滅殺すれば良い。
好きなアニメの主人公達みたいに
仲間と共に戦い成長しながら
自分の人生を切り拓いて行けば良い。
漫画を見たっていい
ゲームをしたっていい
「今1番先にやるべき事」さえ
見失わなければいいんだ。
優先順位が「勉強」になった時
そこからがそれぞれの
「受験生」の始まりの合図だから。
「あ〜楽しかった♪おやすみ〜!」
「はい、おやすみ〜」
最後のナイター練習
お疲れ様でした。
週末の大会も頑張ろう!